このページのリンクアドレス

エブリスタ

この作品は1年以上更新されていません。

Second Hero

小説

Second Hero

水無月 神流

主人公なんかくれてやる。

休載中

88ページ

更新:2015/03/06

説明



主人公になりたかった。



チートじみた行為を簡単にやってのけて、誰かがピンチになったらどこからともなくやって来る、正義のヒーローに。



憧れていた。



偽善者と言われても負けずに悪と戦う。
そんなヒーローに。


実際そんなヒーローなんかは存在しなくて、ましてや神様なんかもいなくて。

いくらピンチになっても、いくら救いを乞いても何もない。


ねぇ、聞こえてんの?ねぇ。
この声届いてんの?
ねぇ、“ヒーロー様”はよ……!


流れる街並みは寂しくて、私は世界を奪われた。

ヒーローなんかいない、ヒーローになんかなれっこない。


世界塗り替えるくらいのヒーローに、私はなりたかった。





【少年犯罪】

18歳未満の子どもが犯罪を犯すと少年法が適応され、罪が軽くなる。
そういった法がこの国にはあった。

どこか遠くの異国を真似て作られたこの国は、完全な異国のコピーとも言える。

文化も言語も姿もそっくり同じで、どうしてこんな国が存在しているかなどの理由を国民は知らない。

一部の、所謂上の者しか知らない。

でも平和なこの国の国民は、さして気にしなかった。

平穏で平和なこの日常を壊されないのなら、どうでも良かった。


時が流れて問題視された少年法。
罪が軽すぎないか、被害者の憤りはどうするのか、更正なんて出来るのか。

平和を望んでいた国民は、犯罪者への厳しい粛正を望んだ。


そして、新少年法が可決された。




【登場人物多いです】

この作品のタグ

作品レビュー

レビューがありません
最初のレビューを書こう!

水無月 神流さんのその他の作品

この作品が入っているマイリスト

登録されているマイリストはありません

この作品の参加イベント