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村の出来事

小説 ミステリー

村の出来事

ゼロ

(5)

昭和の村で、女児ばかりが行方不明になる事件発生。

完結

211ページ

更新:2014/11/23

説明


深月村で、女児が立て続けに3人行方不明になった。
行方不明になった時の状況もバラバラで、生死もわからない。

そんな事件を調査しに、町から刑事がやって来た。
少々頼りない村の駐在員と共に、解決を図っていくが、背後には常識外のものが……。

 *************

いまどきの、萌え要素やキュンキュン要素は皆無です。

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作品レビュー

七山一秋
七山一秋さん
【作品】村の出来事についてのレビュー


『村の出来事』はただのミステリー小説ではありません。


舞台は昭和の村。物語は女児の連続行方不明事件を調査しに、町から"服部"という刑事が村へ来るところから始まります。

日本特有の薄気味悪さを何処となく漂わせるこの導入から、主人公達が捜査を進めるにつれて物語が徐々に表情を変え、中盤には驚愕の事実が明らかになります……。

ネタバレになるのでこれ以上は書けませんが、恐らく多くの読者が物語の不穏な展開に意表を突かれるでしょう。


何より、舞台設定と物語のマッチング具合が素晴らしい作品だと思います。

淡々とした文章も物語の雰囲気に合っていて、また明快で分かりやすいです。

物語も、常に緊張感と不穏さがつきまとい、読み手を飽きさせませんでした。


強いて言うなら、もう少し物語に"毒"があれば、更に魅力的な作品になるのではないかと思いました。

良くも悪くも、登場人物達は皆"いい人"過ぎる気がしますし、もっと残酷さや醜さも思い切り出してしまっても良いのではないかと思いました。

ただ、これは僕の個人的な好みですし、この毒気の少なさが、作品に"日本の昔話"的な雰囲気をもたらしている部分もありますので。

どうか鵜呑みにはしないでください<(_ _)>


とにかく、全体的に完成度の高い作品でした。

何度も繰り返しますが、平成の世では味わえないような、この雰囲気が好きです。

『村の出来事』というネーミングも良い。

滅多にお目にかかれない良作だと思うので、読んでいない方は要チェックです!


長々と上から目線の長文、失礼致しました。

最後になりましたが、『村の出来事』完結おめでとうございます(*^▽^)/★*☆♪

そしてお疲れ様でした!

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2014/03/06 19:15
コメント(1)

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