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Aspirins and Alcohol

小説

Aspirins and Alcohol

まにまに

(4)

Will they some way decrease the ache?

休載中

60ページ

更新:2017/05/08

説明

君を不自由にしたい

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作品レビュー

神山 流衣
神山 流衣さん
【作品】Aspirins and Alcoholについてのレビュー

ネタバレ

自分のレビューを読んでこの作品の何を見ていたんだろうと鑑みた。素晴らしい作品に言葉を添えたかったから、それもレビューなのかもしれない。

削られてしまった言葉を思い返しては、その計り知れない痛みに戸惑ってしまう。

自分というちっぽけな存在が更に萎縮してしまう。

まにまにさんの痛みを癒すことができるのは、唯一無二の存在しかいない。私はそれをブレていない貫き通された詩集と讃えたかったのだろうか?

明眸という言葉がある。慧眼という言葉もある。この詩集を拝読させていただくと、曇りのない綺麗な瞳に見透かされているようで、己の醜さを恥じる。

かなしいことがありました。淋しい気持ちになりました。ボトルの中で飼われている魚(私)は呼吸法を忘れて酸素が脳にまわらずに力が入りません。

だからこの詩集の真意に気づけたのかもしれません。

まにまにさんの痛みはあなただけのもの。分かったような気持ちになれても、それを共有したような気持ちになるのは烏滸がましい。

だけど言葉を添えさせてください。一人の詩人の行く末が輝かしいものでありますように。

ただあなたはそこにいてください。そこにいるだけで救われている方々が存在するのですから。

神山 拝

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2017/05/14 04:40
コメント(1)
津木野 由芽
津木野 由芽さん
【作品】Aspirins and Alcoholについてのレビュー

 なぜでしょう。濃密な不在のにおいがします。それはオゾンのような不在です。
 こんなふうに感じるのは、わたしだけなのでしょうか。

 はじめましてのご挨拶を、こんな不躾な言葉ではじめる無作法なわたしを、どうぞおゆるしください。

 あなたの詩から、わたしは存在していたものが飛びたっていった、その羽のかけらのようなものを視ます。それはたとえば、恋人が去った明け方のベッドの窪みのように、たしかな形跡をのこす不在。雛だった鳥たちが美しい翼のそろったその両腕で空に飛翔したあとの、巣のような不在。

 それはまだ「存在」していたものたちの温もりの名残をのこしている。けれどもその温度が少しずつ失われ、冷たくなってしまうそのまえに文字にして刻んだ。そんな気配を感じ、勝手ながら、わたしのなかの「不在」にも訴えてくるものがありました。

 それはけっして声高な主張ではない。
 囁きに似ている。耳を澄まさなければ、聴こえない声のように。
 だからその「存在」を聴きとろうと、目を閉じて声に耳を傾ける。

 あなたのなかに、そしてわたしのなかに刻みつけられた「不在」を聴きたくて。

 わたしは感覚的にしか文章を綴ることができません。
 それゆえにわたしがこの作品におさめられた詩から「聴きとった」ことを率直に指が動くままに書かせていただきました。しかしなにかお気に障られることがありましたら、申し訳ありません、とさきに謝っておきます。

 またお邪魔させていただきます。



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2017/05/13 23:32
コメント(1)

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