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山崎ステファニーの爆音

小説 コメディ

変態に進化した俺たちの将来

山崎ステファニーの爆音

晩白柚

私はガンダムに乗りたかったんだ! なりたかったわけじゃない!

完結

13ページ

更新:2013/12/15

説明

山崎ステファニーはフランス人です。
山崎ステファニーは日本にやってきました。
山崎ステファニーはガンダムが大好きです。
山崎ステファニーはガンダムを作る、その一心で日本の町工場に就職しました。

山崎ステファニーは日本人女性に婿入りしました。
山崎ステファニーは時たまものすごいロボットを作って町工場に貢献します。
山崎ステファニーはしかし、それには納得しません。
山崎ステファニーはガンダムを作るためにはるばるやってきたのですから。

山崎ステファニーは目を覚ましました。
爆発音がベッドの中から聞こえてきたからです。
驚いた山崎ステファニーは思わず立ち上がります。まばたきます。
ガショーン。ギュイーン。
山崎ステファニーの体からは彼の大好きなあの重厚な機械音が響きます。
山崎ステファニーはガンダムになったのです。

山崎ステファニーは落ち込みます。
私は乗りたかっただけであって、なりたかったわけではないと。

山崎ステファニーは満員電車に乗るわけにもいきません。
そのため、自転車で通勤することにしました。
道行く人たちがどこからでも振り返ってきます。
それもそうでしょう。
何しろ、彼は少しでも動くたびにガンダム音をまき散らすのです。
呼吸、まばたき、すべてがやかましいのです。

これはそんな変態になった山崎ステファニーの必死な初日のお話。

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