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妄想のススメ

小説 ファンタジー

妄想のススメ スマホ版

妄想のススメ

西河恵光

妄想保険を入手した6人と復習に燃える兄弟との人生とが交差する物語

休載中

100ページ

更新:2015/08/05

説明

むしゃくしゃとした気分を晴らすために放火をしようとした引っ越し作業員、意地悪をされ続けた取引先の人間に暴力を振るおうとした営業マン、態度の悪い容疑者を暴行しようとした刑事、美しい女性客にわいせつな行為をしようとしたタクシー運転手、グループの会費を横領しようとした大学教授、不満に感じたレストランをSNSで誹謗中傷しようとした女性弁護士、彼らは皆、妄想保険なるものを手に入れたことで、人生の階段を踏み外すことを回避することができた。
 妄想保険とは、一度に限って、過激な行動に走り出そうとする直前に頭の中で自動的に妄想が広がることで感情を抑えることができるという、あの世からの贈り物であった。
 一方、国に両親を殺されたと思い込み、国に復讐するための計画を立てた兄弟がいた。
 兄弟は、計画の準備に、長年の月日を費やした。
 満を持した兄弟が、計画の実行をスタートさせる。
 そんな兄弟の人生と妄想保険で危機を回避した六人の人生とが交差した。
 六人が関係したことが原因となった兄弟の計画実行を妨害するアクシデントが、次々と発生する。
 そんな中、兄弟の兄が交通事故に巻き込まれ、意識不明な状態となった。
 一人残された弟が、気弱な気持ちになる。
 そんな弟の前に、心を癒してくれる女性が現れた。
 弟が、兄との約束を果たすために一人で計画を実行するのか、もしくは女性とともに人間らしい道を歩んでいくのかについて、葛藤を始める。
 葛藤の末に弟の下した決断は、一人で計画を実行するであった。
 女性への未練を断ち切り行動に移した弟であったが、またしてもアクシデントに見舞われる。
 そんな中、弟は、死んだ両親が自分たちに当てて残したメッセージの意味に気がついた。
 その意味とは、両親の死後兄弟が抱き続けてきた思いを、一八〇度転換するものであった。
 メッセージの意味に気づいた弟が、復讐が叶ったときの姿を妄想することで、気持ちの整理をつける。
 そんな弟に、奇跡が起こった。兄の意識が戻ったのだった。
 兄のもとに駆け付けた弟が、今後自分たちが歩むべき道について、兄を諭す。
 そして、弟の思いは、兄に伝わった。

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