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ボクたち、孫代行をやってみました

小説

ボクたち、孫代行をやってみました スマホ版

ボクたち、孫代行をやってみました

西河恵光

お金の欲しい男女中学生四人組が高齢者の孫役を代行する商売を思いつき実行する物語

完結

305ページ

更新:2015/08/05

説明

 中学二年生になった松本拓海は、幼馴染で同級生の海斗と七海、七海の親友の美咲との間で、高齢者に対して孫の代わりを務めることでお金をもらうことを思いついた。小遣いを増やすために何か商売をしないかと話し合った結果だった。
 そんな中、拓海がリーダーに指名された。
 決断力のない拓海には荷が重たかったが、必死に四人をまとめていった。ひそかに思いを寄せている七海に格好の悪いところを見せたくないという思いもあった。
 四人はチラシを配り、連絡をくれた高齢者の家に出向いた。客の数も増え、四人が手にするお金も着実に増えていく。
 しかし、商売をしていることが、学校にばれてしまった。
 四人は、親とともに学校に呼び出され、校則違反であると指摘されたうえで、二度とやってはならないと言い渡された。
 そこに、客になってくれた高齢者たちが乗り込んできた。四人がしたことは、自分たちも望んでいることなのだと懸命に主張する。
 その様子を目にした親たちも、四人のしたことに理解を示す考えを口にし、ボランティアとしてなら孫代行を続けてもよいという結論になった。
 今まで稼いだお金の使い道を考えた拓海は、客になってくれた高齢者たちと親とを招いた食事会をやらないかと三人に提案した。それぞれに感謝の思いを伝えたうえで、今後も孫代行を続けていきたいと宣言することが目的だった。
 孫代行を通じて、高齢者たちから、生きていくうえで大切なことを教えてもらっているという思いが、拓海にはあった。
 食事会の席で、拓海が、四人を代表して感謝の思いを伝える。
 全てをやり終えた拓海に、頼もしく思えるようになったという言葉が、七海から向けられた。

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