このページのリンクアドレス

エブリスタ
湖上の日食

小説 ホラー

超・妄想コンテストシリーズ

湖上の日食

鮫島せゐむ[洪順](#☆д☆)ヴォ…

(2)

無目的な時間

完結

17ページ

更新:2015/08/24

説明

【公式イベント】
三行から参加できる 超・妄想コンテスト
第五弾「水場の恐怖」[リンク]
参加作品

 「なんとなく」で
 全てが過ぎた日

2015/08/24

この作品のタグ

作品レビュー

たぬ美
たぬ美さん
【作品】湖上の日食についてのレビュー

ネタバレ


ここ最近、怖いコピペを読んでいて、単純な疑問が脳裏にちらつくようになりました。

「なんでコイツら、こんな無鉄砲なことをするんだろう?」

たとえばリゾートバイト先で二階の開かずの間に踏み込む話、たとえば新興宗教団体の施設に忍びこむ話。そもそもコイツら、余計なことに首を突っ込まなければ無事に済んだんじゃないの?

そんな元も子もない冷めたことを考えるようになっていたのに、いや、考えるようになっていたからこそ、この『湖上の日食』は十分過ぎるほどに刺激的でした。

湖の神秘的な風景に空想を浸らせながら、若者らしい青々しさを持った友人ふたりとの会話に感情移入しながら、何の疑いもなく自然と泥沼に入り込んでいく。引き返せる最後のチャンスにはもう、ふたりの悪友に引っ張られていく主人公と同じ心境で、すっかり一緒に死地へと赴いていました。気分はもう同じ大学生です。冷めていたなんてことはない、単に私は少し歳を取りすぎただけのことだったのです。

そんなノスタルジックな感傷に浸りながら主人公と同化していたからこそ、終盤の怒涛の恐怖は真に迫るものが伝わってきます。そして最後には恐怖以上に物悲しさが残ります。

どうぞ一緒に旅をお楽しみください。読後感はございますが、後悔は残りません。最初から最後までホラーの真髄が詰まった素晴らしい作品です。

もっと見る

2015/08/26 00:17
コメント(5)

鮫島せゐむ[洪順](#☆д☆)ヴォ…さんのその他の作品

この作品が入っているマイリスト

登録されているマイリストはありません

この作品の参加イベント