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エブリスタ
②巻<修正改稿中>

小説 ミステリー・推理

狩 野 宿 六

②巻<修正改稿中>

女郎花

(5)

現実との合間の夢◆41~60話収録

完結

346ページ

更新:2017/12/16

説明

◆第一話『ぬけられます』音声朗読版
https://youtu.be/gt93R8WZFDY

【Amazon POD 書籍発売中】
◆[リンク]50話『ののの湯』改稿版
―Amazon POD 文学賞受賞―

◆[リンク]狩野宿六<最新話更新中>

【収録完結作品】41~60話
第41話『白雪』▲
第42話『壊れゆく男』
第43話『車窓』
第44話『電話と手鏡』
第45話『未来の記憶・ガラスの町』
第46話『やわらかい現実』
第47話『異物的』
第48話『深淵』
第49話『原発の子』
第50話『ののの湯』*改稿版*
第51話『円卓上の黙示録』▲
第52話『ご自由にどうぞ』
第53話『暗闇を照らす灯り』
第54話『夢見る花』*改稿版*
第55話『裏の裏をかく猿』
第56話『笛を奏でる闇夜の鬼』*改稿版*
第57話『獲麟~夢の終わり~』
第58話『三つ子の魂』*改稿版*
第59話『道化者の憂鬱』*改稿版*
第60話『マキ』▲


■無断転載禁止■
No reproduction or republication without written permission.

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作品レビュー

有栖川 露陰
有栖川 露陰さん
【作品】狩 野 宿 六についてのレビュー

ネタバレ

①巻を読了し、②巻を読み進めている中でのレビュー失礼いたします。

古典から現代、銀河まで幅広い題材で洗練されたオムニバスを手がけられた著者様の技量と知識とは言うまでもなく圧巻であります。

現実との合間の夢の数々を紡ぐ語り口はきわめて淡々として、怜悧です。
劇的な装飾に決して淫しない洗練された風情は知的とでも言いましょうか、或いは都会的とでも言いましょうか・・・

ただ、その理知のゆえにか、ときおり作品の中にとても冷ややかで突き放した様な眼差しを感じてしまう事があり、何だか寒々とした心持ちになる時がありました。
現実と夢との合間の語り口しては、さめた眼差し、さめた理性が際立っているなあ・・・と。

そんな瞬間には、
愚かしさとか弱さを裁く現代の(踏み外さないで正道を歩いてる)大人の常識とか、現代社会の良識、みたいなものが作品の隙間から威圧してくるような気がしたりしてしまって(被害妄想)
夢(幻想)の要素も含むオムニバスの筈なのに、どうしてこう世知辛い感じなんだ、と言いがかりをつけてしまいました。

しかるに、それも現代的・都会的な感性、洗練された知性といった美点が勝っているがゆえの風情なのだと思います。
情緒いっぱいな語り口では、作品の趣旨が大きく損なわれ全て台無しになってしまいますし・・・

リジイアとかヴェラみたいな幻想が好きな私の感性が古くて、しかも垢抜けてないだけです。
すみません。

何だか釈迦に説法、モーゼに律法もよいところな高飛車な事を申し上げましたが、次はどんな物語が待っているかな?とわくわくしながら少しずつ頁を繰る楽しみを何時も味わわせて頂いております。

ひねくれた事を申し上げましたが、間違いなく圧巻の作品であります。心から賛嘆です。



















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2017/11/26 02:39
コメント(2)

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