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透明な耳。

小説 青春

透明な耳。

北沢紺

(2)

事故で聴覚を失った17歳の少女が手話&ヒップホップで夢だったプロのダンサーに!

完結

310ページ

更新:2016/03/08

説明

都内の高校に通う17歳の由香は、ダンス部のセンターで全国大会の出場を目指していた。交通事故により外傷性感音性難聴になった由香は耳がほとんど聞こえなくなってしまう。ダンサーとして致命的な重傷から立ち直れず由香は周囲に心を閉ざしてしまうが、幼馴染のふたりの同級生と彼氏が力になることで少しづつ回復していく。また、バラバラだった家族が、由香の大けがをきっかけにしてゆっくりと家族のカタチをとりもどそうとしていた。ある夜、父と母の大げんかを偶然見てしまった由香は自分のせいで家族が再びバラバラになっていくと勘違いしテレビで見ていた東日本大震災の惨状に自分を重ね合わせて夜行バスに乗って被災地へと家出してしまう・・。由香は事故以来閉ざしていた心の中身を全て吐き出すかのように被災地の海に向かって大声で叫ぶのだった。ようやく由香を見つけた家族は瓦礫の中でひとつになっていく。その後、高校を中退した由香は、彼氏が偶然YouTubeで見つけた手話とヒップホップを融合させた手話ダンスにかすかな光りを見いだし、のめり込んでいく。一年後・・練習に練習を重ねた彼女はついにライブハウスのステージに立つ。それは彼女のかつての夢であったプロのダンサーになることだった・・。

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