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塔の上のお姫様

小説 詩・童話・絵本

塔の上のお姫様

haori

(5)

継母のお妃様によって塔の上に押し込められたクレア姫の運命は?

完結

11ページ

更新:2016/03/09

説明

2016.3.9 完結&公開

ひろちん様主催イベント【大人向け童話イベント】[リンク]の参加作品となります。

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作品レビュー

金子@里見拓
金子@里見拓さん
【作品】塔の上のお姫様についてのレビュー

ネタバレ

大人向け童話イベント「お姫さまが登場するお話」[リンク] の宣伝も兼ねたレビューをさせていただきます^ ^

ネタバレを含みますので、作品を読んだ後に、こちらのレビューを読んでいただけると嬉しいです。


さて本作は、
『強きもの』に従う『弱きもの』を色濃く描いた物語。

王妃に従う王と姫、大国に従う小国。
この構図に、読み手はつい、作品を自分の世界と重ねてしまうはず^ ^

姉姫や王子たちも個性を持たせたキャラクター設定で、わくわくしながら読み進めることができました!


ここからは作者さまへ。


今回、イベント参加作品へのレビューは、褒めるだけにならないようにと気をつけております^ ^

本作で気になったのは、
クレア姫の付き人。
存在に関しては、特に読み飛ばすことはなかったのですが、二人の暗躍は些か唐突であるような気はしました。

これは好みの問題なのですが、
読者というものは『ああ、やっぱりね、そうだと思ってた』というのがわりと好きで、それで満足するものだと、私は思っています^ ^
ほどよく与えられたヒントから、私だけは気づいているけれど、作中では気付かれていない、という雰囲気で話が進むと、読み手は満足するのです。

なので、付き人が兄妹であることや、彼らが暗躍するであろう可能性を、もう少しだけヒントを多くして『幼い頃から仕える二人』のところに書いておくのも良かったのではないかなと思いました。
例えば、姫のことが好きとか、言いつけを何でもこなすとか、仕掛けを作るのが得意とか、情報収集能力に優れていたとか、そういう『何かやってくれそうな二人』な描写を入れてしまう。
兄が美形だったことも、あとでネタばらしするなら、先に出しておいてもよかった気がします。

また、姫の本当の母からの遺産である『西の海岸の邸』も、これだけは継母に奪われていなかった(けれど遠くにあるから無意味)、とか、序盤で伏線的に書いてあっても、そうか、そこに辿り着くのか、となってよかったかなと感じました^ ^

また、妹の方の存在意義と今後が薄くなっているので、
世話係としては現実的ではないのですが、王室モノで定番の『乳兄弟』とかそういう設定にして、付き人は兄の方一人だけでも良かったかなとも感じました。

とはいえ、全てどうしても直して欲しいというような点ではありません^ ^
十分に、面白く読めました!

読ませていただき本当にありがとうございました^ ^

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2016/03/14 14:55
コメント(3)
和美
和美さん
【作品】塔の上のお姫様についてのレビュー

ネタバレ

なんとな~く、シンデレラみたいな始まりかな?
と、思ったら、西洋風かぐや姫のようなストーリーで、ちょっと意表を突かれました。
そして、親が子供に語っているかのようなセリフ回し。

ちょっと、好みです。

なんとなく、最後のお姫様のセリフは、家庭によって変わってそうな。
そんなイメージありますね。



さて、肝心の"教訓"については、お姫様が語っていますので、私はその他について。


虐められ、塔に幽閉されたお姫様。

しかし、煙のないところには~というものなのか、三人の王子様が現れます。

それぞれ容姿端麗とのことですが、その心は?というと、『ん~』と、いうところで。

童話らしく、おしおきを受けてしまいます。


しかし、この王子様達も、結婚相手を勝手に決められたりと、ちょっと可哀想なところもある。


そして、お姫様のお父様たる大国の王様は、お妃様の事を真に受けて、お姫様を幽閉している。


なんだか、大企業に逆らえない中小企業や、
家庭を顧みないで働く父親など、
現代社会の縮図が見てとれるような気がします。


新聞の連載コーナーにあってほしいな。
なんて思う作品です。


読ませていただき、ありがとうございました。

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2016/03/12 18:21
コメント(3)

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