ぼくを殺したのはボクだと僕が言った

自分の敵は自分だ

丹一

8分 (4,730文字)

11 360

あらすじ

目の前にぼくの死体、それを見下ろすぼく、その横に僕が立ち、それをつけ狙うボクがいた。 無人島で繰り広げられる、遭難サバイバル冒険サスペンスSFミステリー小説。 異色の丹一ストーリーです。

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感想・レビュー 5

僭越ながらレビューさせて頂きます。 全てが僕なのに、一人一人の個性が際立ち、同じ顔の違う人間が話している錯覚を覚えました。 このアイデアと構成に脱帽です。 パラレルワールドのような世界に謎を追う
ネタバレあり
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ぼくボク僕。 ぼくがたくさん出てきますが、それぞれ分かるのがすごい所です。 罠にはめようとしているのは僕だけではなく作者様もグルなのだ。 ずっと巻き込まれるぼくは哀れなり(笑) しかし僕の野望が達
ネタバレあり
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タイトルがあまりに魅力的で、読まずにはいられませんでした。 僕がいっぱい…頭が、混乱…。 その心地よい混乱の中、迎える結末は、あっと驚くものでした。 よく、こんなお話を思いつくなぁと、ため息が出てし
ネタバレあり
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