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エブリスタ
セブン

小説 ファンタジー

セブン

五丁目

(4)

続編はこちら→[リンク]

完結

495ページ

更新:2016/07/21

説明

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作品レビュー

タッくん(運動会中止にてお出掛け)
タッくん(運動会中止にてお出掛け)さん
【作品】セブンについてのレビュー

ネタバレ

僭越ながらレビューさせて頂きます。

冒頭からドキドキする展開。笑いあり、涙あり、感動ありのファンタジー作品です。

冒険ものが好きな人は、確実に目が離せなくなるでしょう。繊細に考えられた伏線と謎の回収。個性的なキャラ立ち。考えさせられる表現に、涙を誘う描写……流石です。

個人的にはリンとランスが好きで、二人の活躍は心が躍り、リンのあの場面ではナギと一緒に涙しました。それから、悪魔は人気あるだろうなあ……最後にあんな場面を見せられたら、誰もが好きになってしまいます。

また、なにも力を持たない少女が、辛い現実を乗り越えて行くストーリには共感が持てます。心理描写と心の葛藤が秀逸で、ナギと一緒に何度も目頭を熱くしました。

そして、作者様の心のメッセージも、この作品の大事なところ。

実際にある、ゲンシロなどの建造物。醜い部分が浮き彫りになる人たち。それらがリアルに表現され、深く考えさせられました。

本当に伝えたい事、必要な事が十分に伝わってきます。同じ過ちを繰り返す愚かな行為。自分中心で、体裁の言葉で取り繕い続ける上層部……胸が締め付けられる思いです。

そして、アトムとの激闘を終え、無事にフィナーレを迎えたナギたち。でも、それだけでは終わりませんでしたね。

ナギに当てられた手紙は心を温かくし、番外編の海辺での騒動は面白おかしくて楽しめました。大団円で爽快感を味わえます。

まるで自分がこの世界にいる錯覚を覚える、センスの光る秀逸なファンタジーを堪能させて頂きました。

最高に面白かったです!

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2017/05/19 12:29
コメント(1)
快紗瑠@11月末まで戦に出ます
快紗瑠@11月末まで戦に出ますさん
【作品】セブンについてのレビュー

ネタバレ

この物語は深い。

読者は、この作品を読み進めてすぐに、この言葉の意味を知る事になるだろう。

表向きの物語は、兄を探す為。あちこちの国を荒らしているモンスターを倒す為。

RPGゲームの勇者の物語のように、弱々しい少女が、多くの仲間と出会い、悲しい別れや、戦いを経験することによって成長していくというファンタジー小説ではあるが、その根底にあるのは、作者の心の叫び。

人間が生み出しておきながら、人間がコントロール出来ない最凶最悪の発明。
戦争やテロリスト。
差別や汚職。
リアル世界に蔓延する「歪み」「エゴ」「事件」等にスポットをあて、ナギという主人公と共に、多くの人に問題提起し、様々なことを訴えている。
時にコミカルに。
時に切実に。
時に心が張り裂けそうなほど、悲しく伝えて来るこの物語の先には、「希望」が残されている。
一つのことが解決しても、人間に「欲望」「嫉妬」等負の感情がある限りは何度でも問題は出て来るけれど、それでも、この「希望」が広く伝わっていけばいつかは…………

これこそが、作者の言いたいことだったのではないでしょうか。

セブンというタイトルの意味。
一人目が出て来た時に、「おや?」と思いましたが、それらを召喚した「彼」の存在とのバランスを考えても、あぁ。
きっと、作者は現実世界が二元性で成り立ち、その二元性があってこその世界をうまくまとめることこそが平和への道筋なのだと考えているのかも……?
などと、深読みしてみたり。

主人公と共に、一喜一憂、喜怒哀楽を感じながら楽しく読まさせて頂いただけでなく、興味深く、そして考えさせられる物語でした。

続編が開始されているので、そちらも早速読まさせて頂きたいと思います。

作者の深い想い。
世界へ届け!と思わずにはいられない。
素敵な物語をありがとうございました。

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2016/08/16 07:54
コメント(2)

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