小説 ホラー
虫が怖い。どうしても怖い。
完結
※とにかく虫が嫌い・苦手という方はご注意ください※
※ほんの一部ですが、性的な描写がございます※
結婚・妊娠を機にニュータウンへと引っ越して来た亜希子は
ある日、新築マンションの白い壁に
見つけてはならない、黒いアレを見つけてしまう。
それ以来、亜希子の周りでは不可思議な事が起こり始めて――?
ネタバレ
改行や行空きが少ないのに、とても読みやすい文章で、会話も違和感なく、流れるようにスラスラ読めました。
前半、楳図かずお的な映像をイメージしました。
内容は、ネットニュースで見たんですけど、10年間(だったかな?)生の豚肉を食べ続けた人が、身体中から脳ミソまで、寄生虫におかされていた話を思い出しました。これもきつかったのですが、虫音は、あっちから来るので、もっときついですね。正直、僕の一番苦手なジャンルかもしれないです。
だというに、僕は晩ごはんを食べながら読んでましたよ。ぎゃあー
それと、したの階のババアが気になります。
迷惑かけてるくせに、ああいう輩が意外と平気だったりするんですよねえ。
また、素敵な怖い話を(どんな話じゃい)読ませてください。
おすすめです!
でわー
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ネタバレ
うわぁ…
なんといえばいいのか…幼虫の類は私はどちらかというと好きな方だったのに、危うく嫌いにさえなりそうでした。不気味で鳥肌が立ち、確かな狂気に満ちていました。
最初のうちは、同じくあの黒光りする悪魔は大敵でもあり、殺害に30分、死体処理に30分掛けて、さらには部屋のごみ箱には捨てられずコンビニに捨てにまで行ったことのある私と主人公が重なって見えました。
しかし、まさかあんな風に狂っていく日常。
自分にも起こることがあったらと思うと恐怖でしかなかったです。そんな繊細さはないわけですが。笑
昔、虫全般ほとんど大丈夫だったのに、いつしか甲虫が苦手になったのはほんの些細なきっかけでした。そういった、日常の一コマが人生を狂わせていく展開が、鳥肌が立つくらい気持ち悪くて、面白い作品でした。
ホラー、いいですね。ほかの作品も読んでみます!
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