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超・妄想【「おやすみ」という台詞を使って】

小説

超・妄想コンテスト 参加作品

超・妄想【「おやすみ」という台詞を使って】

白黒 ねこ

朝の光に背を向けて、素直な心に鍵をかけ、目を閉じれば夢の世界。

完結

7ページ

更新:2016/11/02

説明

***
ある日の事務所にて。

「なぁ、眠り姫は知ってるか?」

「先輩、僕だって童話くらいは読みましたよ、幼稚園児の頃に」

「何十年前の話なんだ……」

「えっと、確か……毒リンゴ食べるやつですね」

「アホ、そりゃシンデレラだろ」

「違います、白雪姫です」

「……。とにかく、呼ばれてんだよ。行くぞ」

「とにかくって言えば話が通ると思ってません?」

「とにかく。その眠り姫って起きるのか?」

「王子様のキスで目覚めるんでしょう」

「じゃあ王子がキスしなかったら、そのまま眠り続けるんだろうか」

「物語としては、バッドエンドですがね」

「おし、じゃそのバッドエンドの回収に行くぞ」

「えー僕、昨日寝てないんですよ」

「なんでまた。布団に入れば三秒おやすみのお前が」

「なんですか、それ。……ちょっと婚活してまして」

「お前さんはしばらく結婚出来ねぇな」

そういう先輩は、バツイチ。
***




2016 10/27*

11/2*ページ追加と、台詞などを書き直しました。

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