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エブリスタ
Super Green Eyes

小説 青春・友情

短編集。

Super Green Eyes

あすか美愛(あーちゃん)

(2)

僕の見ている世界

完結

13ページ

更新:2017/02/08

説明

色覚特性の男女が繰り広げる、美しい世界の話。

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作品レビュー

仁科 カンヂ
仁科 カンヂさん
【作品】Super Green Eyesについてのレビュー

ネタバレ

私には、原色の鮮やかな色彩が飛び込んできました。とても濃い。濃厚だからこそ、その深淵が深く広がっていますね。

その鮮やかさは、色覚特性で、欠けているからこそ。というのは流石ですね。
美しさというのは混ざっていない純粋性があるからです。その純粋性を色覚特性で表現するのは素晴らしいです。

また、青を海や空で表現するのはよく聞きますが、色覚特性だからでしょうか
「紫色を帯びた瑠璃色の空や、透き通った翡翠色の海」
とするのは表現に厚みがありますね。特に空に紫を入れてくるのは面白いです。表現は写実的でなくていい、むしろ外していった方が面白いので大変勉強になりました。ちなみに瑠璃はラピスラズリですが、深みのあるきれいな紫なので私も好んで使う形容詞です。

特質すべきが赤の美しさを火事で表現したこと。炎が美しいと感じるのは人間の原初的な感覚かもしれませんね。それを現代の理性にがんじがらめの世代にはめていく面白さと、その経験がトラウマになっていく矛盾が心に残ります。

色覚特性により色彩が際立つ手法は素晴らしいし、「色覚異常」ではなく「色覚特性」とした部分も言葉に対するこだわりが見えます。色覚異常では美しくないですしね。

今度は、動きや形と絡めて色彩を表現されると更に美しさが増すでしょうね。今後に期待します。

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2017/02/01 04:21
コメント(1)

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