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エブリスタ
鬼討(おにうち)

小説 ファンタジー

鬼討(おにうち)

鬼討(おにうち)

いも

(4)

僕を救ってくれなかった君へ。

完結

113ページ

更新:2017/11/01

コメント:ルビ対応完了しました(2017.9/11)。

説明

 跳梁跋扈の和風伝奇。日本刀を引っ提げた今時女子高生が妖怪共をぶった斬る!
 そんな話とも言えますが一方で、どうしようもない過ちを犯す少年少女達の物語とも言えます。ある作家さんの作品を読んでおりまして、触発されて書きました。
 戦い、妖怪、日本刀、高校生の苦い青春などが詰まっております。
 これら構わず、ひねくれ者が好きな方も是非どうぞ。
 2016.12/21 投稿開始

(2017年1月8日の小説ランキングにおいて、完結のライトノベルで16位に入っておりました。読んで下さった皆さん。本当にありがとうございます)
 エブリスタ小説大賞2016-17 竹書房 怪奇&サスペンス大賞にて、中間発表に残りました。これからも、より一層、精進させて頂きます。 (2017.5/31 追記)
 2017年6月1日の完結作品特集に選ばれました。ありがとうございます。

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作品レビュー

猫熊太郎
猫熊太郎さん
【作品】鬼討(おにうち)についてのレビュー

ネタバレ

 とても面白かったです。

 物語としての舞台、設定が本当にきっちりと練られ、ストーリーにそれが直結しています。
 ありがちな、設定ばかりが過大になってそれをドラマへと昇華できない類の作品ではなく、
 本当にその枠組み――骨組みが判然として、一本の筋を通しております。
 主人公の過去から、物語の山場へと繋がるまでの線がはっきりと。

 作者さんの堅実な知識に彩られ、ストーリーや細かな設定すらもこの上なく良質なものです。


 惜しむらくは――

 他のレビューの方も評していた通り、
 この重厚すぎる文体と「くどい」とそういって差し支えない描写の重複でしょうか。

 それも含め、”戦略”が少し方向違いという点も。

 この作品、ライトノベルと分類されていますが――
 活字離れが著しいラノベ読者の層を相手どるには形勢が悪いかと。

 明言しておきますが、ラノベとして話が面白くないという意味ではありません。

 めっちゃ強いヒロインに、最終的には(半分百鬼に)転生してチート能力を得た主人公など、要素としては十二分なのです。

 問題は、話が面白いと思えるまで、読み進んでくれないだろう点です。

 作者さんの持ち味であるこの重厚な詰め込む文章を犠牲にして、テンポを得なければ、まさに賽の河原でしょう。

 それが、なんとも歯がゆいです。

 この作品、「こんなにも面白い!」と声を大にして言いたいのに、じゃあその手合いに薦められるかと問われれば言葉に詰まります。


 自分も「面白いモンは面白いやろがいっ!」――
 と、啖呵を切る人間ではあるのですが……

 やはり世の中そう単純ではありません。


 逆に、ではターゲット層を引き上げて考えると、
 今度は主人公達が子供なのが不自然になってくるでしょう。

 「こいつら達観し過ぎやんけ! てか、こんな女子高生イヤやわ!」
 ――という具合です。
 
 ラノベであるなら、登場人物が10代であるのは突っ込むのも野暮な絶対的事象です。
 しかし、一般に於いてはリアリティ(説得力という意味合いでの)が無くなってしまいます。
 

 と、このように何とも評するのが難しい作品でした。


 繰り返しになりますが、ホント面白いのです。

 ですが、少しズレてしまっているという印象が残りました。


 長々と言葉を費やしましたが、言いたいことは伝わったでしょうか。

 駄文で失礼致しました。

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2017/04/18 01:17
コメント
Agatha.
Agatha.さん
【作品】鬼討(おにうち)についてのレビュー

ネタバレ

『鬼討(おにうち)』


読ませて頂きました。


豊住さんがヘアピンを使う場面。すごい迫力でした。漫画を見ているようでした。

主人公の過去の話。 お前の所為だ。と締め上げられる場面は背中がぞくりとしますね。それに行き着くまでのリアリティが半端ないです。

起承転結の転が、転、転、でしょうか。もう。涙。はらはらしっぱなしです。ヤバイ。自分完結してから読んだんですけど、ある意味正解でした。いやー、本当にすごい仕掛けでした。

ブラックドッグが初めて登場した時の目、迫力ある戦闘シーンの血と炎の刀。それに七分丈のジャージ。暗闇のなかで「紅」が鮮やかに映えていました。映像を見ているようでした。

そして、
僕を救ってくれなかった君へ。
この意味が、読了してから、わかる。

あ、個人的には最後はハッピーエンドかな。守りたいものを守れる幸せとでもいうのでしょうか。失ったものもあるはずなのに、清清しい。それは失ったわけではないんですね。昇華されたというのでしょうか。(ダジャレみたいになった(^o^;))それぞれがそれぞれの形で報われたと思います。何より孤高だった一番合戦さんが、そうじゃなくなったことと、主人公が実は頼もしかったことが嬉しい(笑)そこの部分もどんでん返しでした(笑)
興奮しました(笑)

あ、あと、最後の最後まで読んでこその一番合戦さんの魅力ですね!!

とにかく、広げた伏線や所々に散らばる知識をきっちり回収しつつの、ぎゃふん、で。素晴らしい作品に出会えました。

続編、ぜひ希望です(*^^*)

最後にイベントにご参加下さいまして、誠にありがとうございました!!
これからも頑張ってください\(^^)/

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2017/02/19 23:45
コメント(2)

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