惜春

もしも学校を出る時間がもう少し遅かったら...人生は変わっていたかもしれない。

水尾伊吹

恋愛 完結
7分 (3,949文字)

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あらすじ

高校の卒業を間近に控えた学校の帰り。 偶然思いを抱き続けた女の子に会う。 どきどき我を忘れるシーンなのに突如彼女の携帯が鳴り... 日が暮れ雪が降り出し、嵐の展開となる。 まじめな青年に訪れる試練。経

目次 1エピソード

感想・レビュー 4

学生の恋と雪景色って、どうしてこんなに相性が良いのでしょうね。 黒澤映画にも見られるような、人間の心の機微を天気や景色で表現する力のある作家さんだと感じました。“場”と感情を切り離して考えてしまう自
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2017 8月12日完読 雪を知らないと書けない描写に唸りました。 下校中に、初恋(片想い)の人に遭遇……何だか大人のクリエ様には「有ったなぁ」と思わせる冒頭。 昔話から近況、そして物語の要の会話
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僭越ながらレビューさせて頂きます。 切なく儚く、胸を締め付けられる物語でした。 一つ一つの描写が繊細で美しく、気がつけばその世界観に惹き込まれています。 雪の降る描写に重ねられた二人の想いは、と
ネタバレあり
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