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戦国長編小説 蝶や花や

小説 歴史・時代

戦国長編小説 蝶や花や

シン

(2)

濃姫と信長を筆頭に忍も登場。ifの恋が紡ぐ歴史ファンタジー

連載中

1361ページ

更新:2018/08/19

コメント:歴史の裏の世界――濃姫たちは千代女とともに甲賀の地へ

説明

あらすじ(結末まで)

日本の戦国時代。幼き信長は、幼なじみの鶴姫から天下をとって平和な世にしてほしいと言われる。自分を狙った刺客に殺された鶴姫。その哀しみは、従兄妹である光秀と別れ嫁いできた濃姫の哀しみと衝突する。

絶望した濃姫だが、信長の哀しみを共有して言う。
「もう一度、夢を見ようと思う」
信長は最大の盟友を得た。
その後、信長は鶴姫を、濃姫は光秀を忘れることができず衝突を繰り返すが、やがて一心同体を誓う。

濃姫は明智光秀から霊気を操る明智流奥義を習得。
信長は妻を信じ、愛し、部下からの絶大な信頼を得て、斎藤家、浅井家などを倒し、天下人に王手をかける。

立ちふさがったのは、戦国最強の忍であり、千人のくノ一の少女たちを抱える望月千代女。彼女は孤児となった少女たちを救い、武田信玄のもとで母同然に育て、訓練していた。信長はそのくノ一集団をしりぞけるため、千代女の幼なじみである半蔵を召抱える。長篠の戦いで千代女が勝ったものの、ひそかに相思相愛だった半蔵を失った失意から千代女は撤退、武田軍敗走。千代女は幼いころ、霊剣から天下人にふさわしい者を見つけるよう使命を与えられていた。その霊剣を頼り半蔵を蘇らせる。復活の代償として天下への夢を差しだす。千代女はくノ一の少女たちとともに甲賀の地で家族として暮らした。

ついに天下統一を目の前にしたそのとき。毒殺されかけた濃姫を見て信長は豹変。その背後に、この世のものではない少女の影が宿る。

濃姫を守るために殺戮の魔王となった信長をとめてほしいと、恋仲になっていた市から懇願される光秀。光秀は本能寺で濃姫をしりぞけたが、信長にはかなわなかった。
信長を貫いたのは、愛した夫を、その背後にいた鶴姫の悪霊から取り戻そうとした濃姫。

野心家の秀吉は裏で悪の風魔一党とつながり、光秀は濃姫を人質にとっているとし、諸将を調略。明智軍対秀吉軍。天王山の決戦で風魔に囲まれた明智軍。
だが、天下にふさわしい者にのみ抜けるとされる霊剣を所有していた神の使い、千代女とくノ一の援軍。剣を抜いた光秀と濃姫は、死者の霊魂の力を借りて脱出、歴史の裏舞台に消えていった。


2017/10 最強ヒロイン特集に掲載

イラスト作者
・濃姫:旭日 様(公開許可いただいています)
・漫画:峰藤大和 様(著作権譲渡済)
・その他カラー:『このは様』(著作権譲渡済)

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作品レビュー

春野 サホ
春野 サホさん
【作品】戦国長編小説 蝶や花やについてのレビュー

ネタバレ

イベントにご参加くださってありがとうございます。さっそくレビューさせていただきます。

詳しく調査なさったうえで書かれている歴史小説だということがよく伝わってきます。日本史の知識をある程度持った、もしくは、日本史が好きという読者なら、興味を持ちながら読み進めることができると思います。

ですが、読んできて気になる点がございましたので、下記に上げさせていただきます。

・言葉の難しさ。ある程度文章に慣れているのならあまり苦労なく読めるとは思うのですが、そうではない読者は、地の文や会話文に多用される少しむずかしめな言葉を見ただけで、ページを閉じてしまうかもしれません。もう少し言葉を分かりやすいものに変えた方が、いいかもしれません。

・歴史にある程度知識、関心がないと分からない。今でも分かりやすいように、読者に伝わるようにと気を付けながら書かれていることは伝わってきますが、やはり難しいです。
分かりやすくというのは歴史小説の難しいところではありますが……。

・会話文と地の文のバランス。地の文が多用されているかと思うと、会話文がページのほとんどを占めている、そんなところが気になってしまいました。お互いのバランスを取った方が、読者は読みやすいです。

・ところどころの急展開。読者を飽きさせないためには展開に勢いをつけることも大切ですが、急すぎる点が多々見られました。上げるとするならば、鶴姫が刺客に殺され、濃姫が嫁いできて、信長に寄り添おうと思うまでです。せっかくのドラマティックな場面ですので、もう少し登場人物の心理描写を増やして、読者の感情移入を進めていただきたいなと思いました。

気になった点は以上です。

せっかくの重厚で詳細な歴史小説ですので、心理描写や、文などに気を付けられると、ますます読み応えのあるものになるかと思われます。

レビューは以上になります。
個人的な見解を多分に含みますので、作者様の必要な分だけ参考にしていただければと思います。

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2017/08/22 18:17
コメント(1)

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