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龍は海に溶け天に駆けていく

小説 ヒューマンドラマ

青春・ヒューマンドラマ短編

龍は海に溶け天に駆けていく

椿 更紗*ベイベー本編前編完結です。

(16)

僕は一度死にかけた。

完結

30ページ

更新:2017/08/17

コメント:モウコン「海」入賞頂きました。皆様有り難うございますm(__)m

説明

モウコン「海」で入賞頂きました。
応援下さいました皆様、閲覧して下さる皆様、有り難うございますm(__)m

現在家庭の事情で時間が取れないため、お礼に伺えず申し訳ありません(TT)

*****

若い医師と患者のお話です。

医療用語も出てきますが、なるべく文中に説明を入れております。
また、創作ですので実際は違う!とお叱り受けるところもあるかとは思いますが、何卒ご容赦ください。

冒頭は自身の体験を元にしております。
海は楽しいし優しいけれど、怖い存在でもあるのです。

だって全ての命を産み出した母なるウミですもの。

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作品レビュー

ももたろう
ももたろうさん
【作品】龍は海に溶け天に駆けていくについてのレビュー

ネタバレ

海で溺れたことありますか?
あります。正確には海では溺れかけで済んだが、でも川では小学低学年の頃、泳げないので岸近くにいたのですが、何かのはずみで深みにはまって頭が沈み、近くにいた人に助けられましたが、もう少し遅かったら、今この世にいなかった思います。

自分が溺れるシーンは、確かに結構周りのことが見えるんですね、覚えているものだなーとこの小説を読んだ時に改めて思いだしました。溺れたからといって水が嫌いになったかというと、不思議に好きで、若い時は海で素潜りにも夢中になったくらいです。

作者の医療の知識には驚かされます。お医者さんなんですかね?

『口から飯食えなくなって、自力で小便できなくなったら生きてる価値がない』

すごい言葉ですね。これはきっと身近な方からでも伺ったような実際の言葉じゃないかと思えます。すごみが感じられます。

『俺3日家帰ってなくて、やあっと朝ご飯食べられて・・・』

おそらく若い医者であろう。
命の現場に直面する厳しい現状にも、『ババ抜きやろうぜ』という明るい言葉に救われる。
ほんとは大変なんだろうな。

単なる、昔命を助けてもらった恩人との再会というストーリーで終わらず、医者と患者と製薬会社と病院経営なども絡んだ綿密に織り込まれた構成に感嘆します。

『命の恩人のただ一つの望みをかなえてあげたい・・・』

それは、医者としても最高な接し方であろう。医療現場を背景に、横糸に命の恩人を配置し、縦糸として「刺青」、「家族との別れ」を織り込んでできた生地は、最後のところで『泣くなよ坊。あんたは立派になったが、もっとりっぱにならねえと・・・』、『もし俺に恩返しとか思っているなら、あの子達を頼む』という言葉で出来上がった洋服は、どんなきれいなドレスより崇高に見える。

この人が救った命は一つではなかった。こんなレビューでは恥ずかしく、とても言い表せないくらい素晴らしい作品でした。

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2017/08/24 21:04
コメント(6)

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