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古書店 クスノキ堂の溺愛

小説 ファンタジー

古書店 クスノキ堂の溺愛

蝦夷雪ひつじ

(3)

妄想コンテスト『本屋さん』優秀作品

完結

16ページ

更新:2017/08/21

コメント:本を愛する皆様へ♪

説明

とある北の街に佇む、古書店『クスノキ堂』の店主、楠木八雲には特別な才がある。
最近『クスノキ堂』が本を売らない本屋だと、妙な風評が出回っているが・・・・・・?


*優秀作品に選んでいただきました。ありがとうございました!*

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作品レビュー

有月 晃(ウヅキ コウ)
有月 晃(ウヅキ コウ)さん
【作品】古書店 クスノキ堂の溺愛についてのレビュー

 冒頭、描写される趣深い風景。

 赤煉瓦の館、大学通り、銀杏並木、石畳の道、ナポリタン(!)が自慢の喫茶店……と並ぶキーワード。どことなく、遙か北方のあの街のことかな?と想像を膨らませながら読み進める。


 さて、タイトルにある「古書店 クスノキ堂」はそんな空気の中に位置していて、もちろんこの物語の舞台となるらしい。これは期待せずにはいられない。

 入り口の扉を開いて店内へと入っていく視点。
 店主と客のやりとりの描写……


 あれ? なんだか雲行きが怪しくない?

 やがて明かされる、店主の奇妙な能力。
 そして、新たな来店者。


 そこからのやりとりは、本好きならニヤリとせずにはいられない。いや、むしろ最後までニヤニヤしっぱなしで、そして最後にさらにニンマリとさせられてしまう(映画版に登場する古書店のおじいさんが浮かびました)。

 そんな素敵な掌編です。


 アマチュアでも手軽に作品を掲載できるネット小説なんて書いてる私ですが、やはりちゃんと製本された書物って良いよなぁ……と、思わず溜息を漏らしてしまうラスト。

 趣深い物語、ご馳走様でした。

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2017/07/08 14:48
コメント(4)

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