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クローン法

小説 SF

クローン法

雲蛍

(4)

クローンを縛る法律

休載中

352ページ

更新:2018/07/25

コメント:閲覧、スターありがとうございます。いただけると創作意欲が湧きます。

説明

クローン法

第一条
成人が二十歳に達する日にクローン人間を作ること

第二条
クローン人間の精製は一人のみとする

第三条
クローン人間は第二国民(以下クローン人間を第二国民と読み替える)として登録することを義務付ける

第四条
第一国民と第二国民を見分ける為、首元に数字の2を埋め込むこととする。
第二国民は首元を隠すことを禁止する。

第五条
第二国民は第一国民である元の人間を殺してはならない

第六条
第一国民が死亡した場合には、第二国民も同時に死亡すること。
よって第二国民を精製した際に、第一国民の心臓には感知センサーを、第二国民の心臓にはその感知センサーに連動した生物爆弾を埋め込むこととする。

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作品レビュー

スズぴー
スズぴーさん
【作品】クローン法についてのレビュー

一通り読ませて頂きましたので、レビューを書かせて頂きます。

活字離れが進む現代人にとっても読みやすい文章だったと思います。

現代人の活字離れは隙間無くびっしりと文字が書かれているのもその原因の1つと言われていますが、パラリと書かれたページ内の文章バランスが私はとても好きでした。

1ページに内容を凝縮しすぎていないので、読んでいても飽きない読み易さがあり、漫画のようにスラスラと読み進めることが出来ました。

小説の進行方法は主に、主人公目線か、クリエイターによるナレーションタイプかの2つに分かれるかと思いますが、本作については後者が採用されています。

ナレーションタイプで展開する物語の良さは、読み手が一歩引いた目線で物語全体を見る事が出来るので、状況を掴みやすい点にあると思います。

読者を置いてけぼりにしない分かり易い文章で書かれているので、あまり小説を読む習慣が無いという人でも無理なく読み進めることが出来ます。

現在の世界では人間のクローンは国際法で禁止されていますが、それが認められている遥かな未来の物語。

SF、サイエンスフィクションの名の通り、未来感を演出している作品です。

普通の物語とは違う世界観、新たな刺激を求める方にもオススメです。

私もナレーションタイプで小説を書いているので、物語の展開のさせ方、登場人物達の心情表現など、色々と勉強させて頂いた作品でもありました。

今後の展開にも期待したいと思います^^

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2017/10/03 09:27
コメント(1)
風姿佳玖
風姿佳玖さん
【作品】クローン法についてのレビュー

ネタバレ


 クローンを用いたSFは、少し前にどこかで読んだ記憶があります。
小説や漫画にしても描く題材としては興味深い反面、命を扱っているので、
その倫理が問われがちな題材となるわけですが、それをこのように未来ファンタジー風に綴られて、読み進めていくうちに『これから、どうなるのだろう』と久し振りに胸が踊りました。
 物語は、柊所長等が既にクローン実験に踏切、事後承諾のような形で研究の成功を発表します。
 クローンとは所謂挿し木的なものになるのですが、植物なら許されても、こと人間では許されない。
 人間の細胞を用いて創られるクローンとは、自然に生まれた命と何ら変わらない命であるのに、なぜ許されないのか?自然に生まれた生命と、途中人の手によって創られた命とでは、その後者の過程に倫理的問題が孕んでいるには違いない。『命を弄ぶなかれ」と、そんな言葉が浮かんできます。
 もう誕生してしまっているクローン(命)、どちらが原本の柊所長であるか判別がつきにくいほど、上手く出来上がったコピーを前にして、既に現存している命を否定できるのかというところが面白いです。

 創られた時点ではコピーかも知れない。けれど、1つの命をもった人である以上は、その個人を尊重していくことも求められると思います。それ故に難しい題材となるのでしょう。

 雲蛍先生の今後の執筆を楽しみにしています^^


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2017/08/02 23:18
コメント(5)

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