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九月に吹く風はどうしてか懐かしさを孕んでいる

小説 青春

九月に吹く風はどうしてか懐かしさを孕んでいる

柊 永太(元:カイё)

(2)

超・妄想コンテスト『コンビニ』出展作品

完結

13ページ

更新:2017/09/18

説明

 幹斗は友人の死を切っ掛けにタイムカプセルを掘り起こすも、タイムカプセルは見つからなかった。

 それから七年。大学四年生になった幹斗は地元に新しく出来たコンビニで懐かしい友人達と再会する。消失したタイムカプセルの事は胸のずっと奥に仕舞い込んだまま……

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作品レビュー

タッくん(暫く忙しい)
タッくん(暫く忙しい)さん
【作品】九月に吹く風はどうしてか懐かしさを孕んでいるについてのレビュー

ネタバレ

今回も……そう感じながら読み進めると、やはり夢中になっていました。いつも通り、物語の中へ入り込んでしまいましたね。

繊細な表現は、何処かもの悲しさと秋の訪れを感じさせ、読み手である私にまで言葉に表せない切なさを伝えます。本当にありそうなノンフィクション作品? と言いたくなる物語なのに幻想的な世界へと飛び込んだ錯覚すら受けました。

そして、やはり秀逸な謎と答え。五本の指が一つも欠けて欲しくない。その広げた手が、ラストにはピースサインへと変わる……相変わらず、脱帽です。アイデア、構成が素晴らし過ぎて、感情移入し過ぎた結果、涙が零れ落ちました。

偶然出会った奇跡から、タイムカプセルへと導かれる様に進む三人。最初にタイムカプセルが見つからなかった理由は、きっと、太郎を含めた五人全員で集まりたかったからですね。公園で、それで三人に集まって貰えば五つの魂が時を超えて集まる……

これ、ショートストーリーの映画で見たいです。

情景が浮かび上がる物語……最高でした!

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2017/09/15 11:40
コメント(5)

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