時の砂

究極の選択。愛のカタチに正解はないのかもしれません。

香野三弥

恋愛 完結
11分 (6,122文字)
コンテスト応募のため、修正加筆いたしました。

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あらすじ

自分よりも、相手を大切に思う。それ故の究極の選択。ファンタジーですが、こんな夫婦の愛の形もあるのかもしれません。 別バージョンのエンディング 『時の砂』 もう1つのエンディング も、良ければお読み下

感想・レビュー 3

愛する妻のため、明良が縋った砂時計。 この砂時計には、実はもう一つ隠された意味があったのですね。 互いを想い合うがゆえの、物語の結末。 すれ違い続ける彼らに、オー・ヘンリーの『賢者の贈り物』を重ねて
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互いを想う夫婦の愛のかたち。切ないけど、温かい気持ちにもなれました。物語のその後の想像が掻き立てられます。不思議で素敵な作品でした。
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一気に読みました。 明良と鞠子、二人の出した答え。 不思議な力を借りても、幸せな結末が訪れるかは分からないのが、時と生と死を司る“運命”の残酷なところ。 せつないエンドレスが、あとをひきますね。
ネタバレあり
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