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定年退職の夜

小説 ミステリー

定年退職の夜

岡田鳩子

(2)

サラリーマン人生最後の、夢のような一日・・・

完結

152ページ

更新:2018/02/21

コメント:「やります。一人のリストラも出さず、黒字にして見せます」「芹沢さん、飛んだトラブル体質ですね」

説明

2018.03『ヒューマンドラマ特集』に選んで頂きました!!
◆サラリーマン人生最後の、夢のような一日・・・◆

 倉田(くらた)一(はじめ)は、四十年務めた会社・東洋電機(とうようでんき)東洋(とうよう)工場の定年退職の日を迎えていた。

 会社員人生の最後に倉田が、四年前に配属されたのは、カーナビゲーションシステム開発部。
 東洋電機の中で赤字続きのお荷物職場。定年間際の倉田を配置して、トカゲの尻尾切りを行う―――そんな人事だった。

 しかし、そのお荷物職場を、一転、東洋電機の稼ぎ頭に成長させた男がいる。

 本社から社内FAで無理矢理異動した、三十六歳の若きエース芹沢秋彦(せりざわあきひこ)だった。芹沢は、三年間、寝る間も惜しんで働いた、倉田にとって特別な同僚だった。

 その芹沢が、定年退職の日を祝うべく、朝から付ききりで倉田の一日の為に運転手やカメラマンを買って出ていた。

 倉田は、なぜ、芹沢が自分に懐いているのか、不思議だった。

 だが、失った息子と同い年の芹沢に慕われるのは悪くない気持ちで、会社員最後の一日をスタートさせる・・・


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