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牛とコウモリと蟻

小説 ミステリー

牛とコウモリと蟻

三神工房

ドカン、と音がして、空に白い煙が上がり、そして人間は誰もいなくなった。

完結

8ページ

更新:2018/05/17

コメント:人の消えた地で、草を食む牛の親子。飼われた牛に共存の社会はない。滅亡か淘汰を待つばかり。

説明

人は生きる為に火を起こし野を耕し、海を制覇してきた。進化した人間は火に代わる、
力を得た。しかしその力を人の手でコントロールすることは、今もって出来ていない。

毎年各高校のエリートが東大へ進学する。しかし1年後、その約1割は落ちこぼれる。
100人中、10人が勝組、その他が80人。そして10人が箸にも棒にも掛らない。

人を蹴落とし目先の利益に走るのが、資本主義の大前提。それに対してフランスから
出たという”互恵主義”は血吸いコウモリの社会そのもの。究極の共存を計る術である。
 
平凡な日々が流れる月日中で絶え間なく続く生業が、ある日突然破壊されていまう。
生きとし生けるもの、生老病死に違いはないものの、人の生きる業は一種別である。
 
のちの世に確実に害を及ぼす、人間の業の権化とも言える原発。果たしてこのまま、
存続させられるのか。共存の術を持たない牛の親子、それは人の果ての未来像では。

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