受賞

夜の底

恋は余程恐ろしいものですよ。

しのき美緒

11分 (6,446文字)
超・妄想コンテスト『プレゼント』準大賞受賞しました。応援ありがとうございます。

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あらすじ

「エブリスタマーケット参加希望作品」 明治中期から後期にかけてのお話です。年上の女に憧れることは誰にでもありますよね(^^) 大人の恋ですが、濡れ場などはありません。安心してお読みください???

感想・レビュー 5

再読いたしました。 ひとつのお話の中にいろいろな側面がございまして、ふるい絵巻を見たかのような感覚です。花魁が妾となったことへの確執が、母の瞳にあらわれていたところが静かなものを想像させるようで良かっ
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西日を透かす紗のリボンにかんざし、絽の単衣。 徐々に、光が淡く朧気になり、ついに容赦なく夜に惹き込まれる小物の演出にしびれました。 導かれた夜の底、肝をスッと冷やすような贈り物。 最上級の脅
ネタバレあり
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日本語というものの美しさを認識させてもらえる作品です。 慎重に選ばれた言葉は字体だけでなく、音感も綺麗です。 情緒的な描写は時代背景と登場人物に合わせて艶っぽく、 しっとりとした“肌触り”のある時間
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