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吾は倭國の女王なり 壱 龍笛の陰陽師

小説 ファンタジー

吾は倭國の女王なり

吾は倭國の女王なり 壱 龍笛の陰陽師

築田温

(2)

文明の滅びゆく辺境の地へ倭国の戦さ巫女ウラと高句麗の少女サンスが冒険の旅に出る。

完結

81ページ

更新:2018/01/03

コメント:風水と歴史が好きなので、そんなファンタジーを書いてみました。よろしくお願いいたします。

説明

倭国誕生にまつわる空想的冒険風水ファンタジー

(あらすじ)
 中国では西晋が八王の乱後ほどなく滅び五胡十六国の動乱の時代を迎えていた。ワークワークと呼ばれた倭人はいまだ国を持たず辺境の蛮族と蔑まれていた。朝鮮半島では五百年間続いた楽浪郡が高句麗に併合され新たな秩序が生まれようとしていた。

 鉄の産地であった朝鮮半島南部の伽耶は大伽耶国が滅んだあと楽浪郡の残党に支配されていた。大伽耶国の遺民は楽浪郡の残党と対抗するため、かつては敵対したワークワークへ援軍を求めた。ワークワークは鉄資源獲得のために諸部族が連合して十五年ぶりの遠征軍を送ることに決した。高句麗、百済、新羅を巻き込んだ鉄資源をめぐる争いが始まろうとしていた。

 ワークワーク遠征軍の戦さ巫女にはウラが選ばれた。十五年前、彼女の姉は戦さ巫女として大伽耶国と戦い帰らぬ人となっていた。そのときの戦場では古代方術兵器であった「龍の柱」が現れたと言われる。ウラは戦地で再び「龍の柱」を目撃することになる。

 大地は龍脈によって生きている。大量の鉄の採掘と大規模水田開発は龍脈を傷つけ大地を疲弊させていた。巫女は夢寄せによって大地の気脈を龍の姿として見せることができた。龍を祀ることで気脈を調えるのが巫女の役目であった。世が移り夢寄せの巫女が少なくなったことも龍脈の枯渇に拍車をかけた。巫女ウラは友人サンスとともに龍脈の再生を試みる。伽耶のデグ、新羅の金城、そしてかつての楽浪郡の郡都であった王険城へと龍脈をめぐる旅が始まった。

 王険城では謎の目無し死体が続々と見つかっていた。サンスは陰陽師オリとともにその秘密を探るうち、彼女の妹である巫女フセ姫が事件に関わっていたことを知る。サンスは妹を救い出すべく奔走するうちに、自らの巫力に気づくのだった。

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作品レビュー

七瀬
七瀬さん
【作品】吾は倭國の女王なりについてのレビュー

イベントへのご参加、ありがとうございます!
さっそく感想をば。

魏志倭人伝の頃の日本が舞台なのでしょうか、とても胸が高まるテーマですね。
しっかりした文章も玄人っぽく感じます。
たまにある挿絵もスケッチ風のタッチでイメージがしやすくとても良かったです。
ウラやサンスのキャラも個性的でいいですね。
二人が舞を舞うシーンが印象に残っています。

ただもったいないのは文章から状況が理解しにくいことでしょうか…私の理解力もあると思いますが。
ワークワークという言葉も、簡単に調べたところ「中世アラブ世界で東方の彼方にあると考えられていた土地の呼称」だそうで。
そこから取ったのかな?と思ったのですが。(違っていたらすみません)
ただ高句麗とか普通に出てくるので倭人と言ってくれた方がわかりやすいかなと…。
私が読み飛ばしてしまったのかもしれませんが、彼女たちが戦う理由も今ひとつ明確ではないような。
読み手目線でわかりやすいかどうかをもう少し考慮していただけたら個人的にはもっとよくなるかと思います。
偉そうなことを言って申し訳ありません(^◇^;)
私の勝手な意見ですので聞き流していただいてかまいません。
これからも執筆活動頑張ってくださいね。

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2018/06/03 10:27
コメント(1)

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