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雪月花

小説 歴史・時代

雪月花

神尾 哉太(かみお かなた)

 其れは、不器用な一人の侍が抱く、唯の覚悟の物語

完結

179ページ

更新:2018/02/03

コメント:その昔、なんとなく想いのノった勢いで書きました。稚拙ですがよろしくお願いします。

説明

 それは、慶安二年の冬、北のとある小藩でのことだ。
 そこには、藩主護衛役役頭・阪崎(さかざき)龍田(りゅうだ)という男がいた。剣をのみ己を高める手段とし、剣にのみ喜びを見出してきた龍田。しかし、ある日に起きた『竹林道事件』という藩主襲撃事件によって、龍田は右腕を失うことになる。
 求めた強さを遠くに見詰める龍田。その心中は失意に乱れた。
 そんな中、ふと、龍田は街で一人の少女を拾うこととなる。少女の名は水無月(みなづき)白雪(しらゆき)。龍田は、街の裏道でチンピラ衆に絡まれていた白雪を助け、気を失っていた彼女を己の屋敷へと連れ帰った。
 後日、龍田はかつての剣術道場の同門にして、若き藩家老・室谷(むろや)憲(けん)成(せい)の元を訪れる。その理由は、藩主護衛役の御役目継続を願い出ることだった。誇りを捨てて、憲成へと頭を下げる龍田。そんな龍田に、憲成は「良い。その見事なまでの無様さに免じて、…貴様の願いは聞き入れてやる」と、そんな台詞を言い捨てるのだった。

 其れは、不器用な一人の侍が抱く、唯の覚悟の物語。

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