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下り坂に向けて

小説 ヒューマンドラマ

下り坂に向けて

トモハシ

定年退職を迎える男に突然伝わった、壮健な友人が鬱病を患ったという報告・・・

完結

22ページ

更新:2018/04/03

コメント:第二の人生を歩み始めた老境差し掛かる人間の心模様。

説明

 定年を間近に控えた片倉(かたくら)惣一(そういち)は自宅の和室で爪を切りながら、ふと、前々から禁煙を試みようとしていた事を思い出す。また、その主な理由は定年を機会にして、自分に変化を求めるため……だと思っていた。一方でその定年退職という、人生のある種の節目に対して生じた淡い禁煙宣言が、奇妙な強迫観念に囚われている事にも気づく。
 それは友人・御厨純也(みくりやじゅんや)に掛ける回顧。
自分が禁煙を思いついた発端となったのは、一考すると豪放磊落な御厨純也がうつ病を患ったという、意外な事実に起因するのではないか? そんな懐疑にも似た思いが、強迫観念に変わっていったことに。
 片倉は共に青春を生き抜いた御厨純也との記憶を交えながら過去を顧みつつも、自分の第二の人生について思案を巡らし始める。

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