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イッツ・ア・スモール,スモール・ワールド

小説 ヒューマンドラマ

イッツ・ア・スモール,スモール・ワールド

トモハシ

いじめ問題で教師を失職した男と、知的障害の青年との意の汲み取り難い交流

完結

73ページ

更新:2018/04/08

コメント:大衆化社会に潜んだ個人の「無力」さを浮き彫りにしたマイノリティたちの集合体であるマジョリティという問題。

説明

 元・教師という肩書きを持つ勅使河原裕三(てしがわらゆうぞう)は、過去の教職時代のクラスのいじめ問題の蹉跌から現在は派遣社員として働く身になっていた。今まで経験してなかった職種の仕事に困惑しながらも、日々黙々と仕事をこなす勅使河原。
 だが、一緒に働く吉本必勝(よしもとまさかつ)という軽度の知的障害のある青年と親交を深めていくに連れ、勅使河原が思うに擬似的な教師と生徒のような関係を築くようになり、勅使河原のかつて培った教育者としての気持ちが刺激され、彼自身に微妙な心境の変化が見られるようになる。
 一方で「一般から離れている仕事場」という意識のある勅使河原は、この職場にいることに自分たちは、少なくとも勅使河原自身は「マイノリティ」意識を感じ始め、自分と社会の繋がりに対して不安を持つようになる。

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