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Jail Breaker

小説 ホラー

Jail Breaker

hideT

(6)

地球外生命体。その存在が必ずしも形あるとは限らない。友好的だとも、限らない……。

完結

288ページ

更新:2018/07/28

コメント:5/24 新作セレクションに選んでいただきました。

説明

富士山近辺空域に深夜突如現れ、墜落した旅客機。
それは、一年前に消息を絶った機が時空を超えて現れたのだ、
という噂が流れた。

その墜落事故後、激しく損傷した変死体が発見されるという事件が続く。
事故? 殺人? 野生生物の仕業? 新種のウイルス? 
……様々な憶測がなされるものの、なぜか事実は明らかにされない。

元刑事のフリー・ライター、鷹西惣一朗。
神奈川県警捜査一課の女性刑事、月岡夏美。
親友の死に負い目を感じる女子高生、友田絢葉。
……それぞれの立場から事件を追い、あるいは巻き込まれていく。

墜落事故を調べていたジャーナリストの自殺、事故現場にいた人々の度重なる不審死、公安警察の暗躍、人格変容する教師、相次ぐ失踪……。

様々な危機に見舞われながら、徐々に知る真実。
その背景には、地球外から来た何か、がいた……。

※表紙画や挿入画は「ぱくたそ」さんのものを加工させていただきました。

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作品レビュー

藤島紫/カフェに行きたいです
藤島紫/カフェに行きたいですさん
【作品】Jail Breakerについてのレビュー

SF好きですか? なら今すぐどうぞ!
SF苦手ですか? 苦手な私もすごく楽しかったです!
ホラーは苦手ですか? 大丈夫、ラブロマンスもあります!
ホラーが好きですか? 残念ながら幽霊は出てきません、地球外生物です!!

つまり、
言いたいことは一言です。
面白いから読みましょう?


と、映画の宣伝のように告げたのちに真面目なレビューを。


骨太のSFと思っています。
作り込みがしっかりしていて、本当に面白いです!!
子供の頃夢中で見ていた「宇宙大作戦」「ビジター」などのかつての香りを思い出しながらも
現代だからこその設定ではないかと感じる新しさもあって引き込まれます。

かつてのSF全盛期を知る人には懐かしさが
最近の方には新しさが感じられることでしょう。


空港、警察、病院……
きちんと調べたり取材されて書かれていらっしゃるのだろうなと感じる、リアリティ。
地球外生物の設定も、緻密に計算され、本当に存在しているのではないかと思ってしまうほど。
ダブルヒロインはどちらも魅力的でかわいいです。
もし、読むことを迷われているなら、是非このまま、読み進めてみてください。

タイトルと、伏線の張り方のうまさにうなりますよ、きっと。

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2018/08/15 13:05
コメント(4)
まっきー
まっきーさん
【作品】Jail Breakerについてのレビュー

JB、たった今一気に読み終えました!
いつも応援してくれるhideさんはどんな作品を書くのだろう?と書き専の僕が読み始めた。

hideさんは僕と同じ映画、特に洋画好きの人。読み始めて直ぐにhideさんワールドに取り込まれた。それは航空機のシーン。まさにこれまで観て来た様々な映画の知識がうなりを上げて独自の発想を生み出していた。「そう来たか!」と思った。特に事故後の不気味なあのシーン。たまたま同時期に書いていた僕のカタストロフⅢが飛行機事故のシーンから始まるのも何かの縁だなぁと感じた。

ホラーというジャンルで進められたこのJB。僕もそのつもりで読んでいた。ところがそこに刑事もの要素が巧みに組み込まれているミステリー進行が始まり、対照的なヒロインの存在。と思っているところにアクションが始まる。その描写も細かい。手を抜かない拘りが伝わる。そこに読者は噛り付くだろう。

そして怒涛の後半は僕の想像を超えて来た。地球外生物たちに対して第3者的な表現で扱うと思われていたが、彼らとのコミュニケーションを放り込んで来たのだった。これにより物語はホラーと言う枠を超えた。その彼らにもそれぞれの個性と使命が存在していたのだ。読者は次第にその状況に慣れてくる。そして共に邪悪な存在に立ち向かう無謀な闘いに挑むのである。ではどうやって?そこに様々な創作したルールが存在した。これはユニークで独創的な発想だった。様々な映画、書物に触れて来たhideさんならではの発想だろう。僕には想像付かない世界観。

クライマックスは光が飛び交うイメージで覆われた映像で観たいと思わせるスケールの闘い。ここは現実的な洋画より、幻想的な日本的要素に溢れている。僕は「幻魔大戦」を思い出した。あの愛すべき意識体がベガを彷彿させた。「優しい清い心」これを持ち続けることが生きる上で最大の財産。普遍的テーマを当初おどろおどろしいと思わせたホラーというジャンル作品にしっかりと投げ掛けてくれた。

作者hideTさんはこのデビュー作1発目でいきなり新作セレクションに選出された才能の持ち主。今後の作品に期待を寄せられる大型新人である。

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2018/08/07 23:04
コメント(3)
けいたん
けいたんさん
【作品】Jail Breakerについてのレビュー

こんにちは(=^ェ^=)けいたんです。完結、この瞬間の物悲しいキモチを何に例えたらいいのでしょうか?日々の楽しみが無くなった?いいえ、そんなささやかなものではない。それほどワタシはこの作品と共に生きていた。それが終わった。作者様の物語の構成力の素晴しさについては、すでに他のかたが述べていらっしゃるので、一ファンとしてレビューします。ワタシは読み専です、筋金入りと明記するツラの厚さ!そして圧倒的な作品に出会った幸せをいつもの如くかみしめるのです。そこには、モノカキのはしくれとしてのプライドなんか吹っ飛びます。好きなシーンがあります。行方不明だった飛行機がラッピングプレインだったという衝撃。カワイイキャラクターの飛行機が行方不明になっていたという、物語の始まり。その不気味さに読者はガッツリ捕まれるのです。全ての日常を放棄して。ひたすら物語のミステリーに没頭する快感。生きていて良かった。読み専で良かった。さまざまな快楽の果てに、思い知るのです。完結したのね、と。しかし、ワタシにはまた最初から読み返すという行為が許されている!さあ、ここからが読み専たる所以だ!ありがとうございました(=^ェ^=)

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2018/07/06 23:20
コメント(1)

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