『時の缶詰』

季節を閉じこめた『時の缶詰』の魅力に翻弄される祐次、でもそこには驚愕の真実が

小島 理零(こじま りれい)

SF 完結
15分 (8,854文字)

43 6,102

あらすじ

 松本祐次は、偶然手に入れた『時の缶詰』の魅力に翻弄される。季節を閉じこめた缶詰、夏缶を開けた祐次は美奈子との思い出に浸る。それは二人で過ごした夏の思い出。天然の大海原に囲まれた体験ではなく、疑似映像

感想・レビュー 4

★★★★★←5点満点です

貴方様の作品を初めて読ませていただきました。 情景描写、心理描写が素晴らしく、すんなりと物語に、そして主人公に入り込むことが出来ました。 特に最後の一文。余韻を残し、且つグッと胸に迫り、尚且つクスッと
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おお~~これはすごい! 色んな要素が複雑に絡み合う設定。 小島さんにしか書けない素晴らしい作品です! 缶詰はファンタジーだけど、〇〇化はリアリティがありますね。 〇〇服を着て〇動する時代がくるかも
ネタバレあり
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時間の大切さ、人生の儚さ、地上であたり前に生活できる幸せ…… そう言ったものは私たちの前を日々通り過ぎて行って、決して掴むことのできない空気のようなもの。それをぎゅっと缶詰めにして届ける思い。 短い中
ネタバレあり
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