星空タイムカプセル

余命僅かの姉と、亡き妹が紡ぐ、星を巡る物語

名笠 摂理

青春 完結
8分 (4,227文字)
二年ほど前に書いた短編。お楽しみいただけたら。

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あらすじ

 私はあいつと星座になれるだろうか。  余命僅かの姉は、今は亡き妹との日々を思い出す。  すれ違ったまま、別れを迎えた姉妹。  あの星空の日に埋めた、小さなタイムカプセルが、今、時を紡ぐ。

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感想・レビュー 1

大変美しく、どこか切なく、そしてどこかホラー要素を含んだ作品のような気がしました。姉妹の死生観が痛いほど伝わりました。作者様の「円の瞳が、私のシリウスだった」などの表現力の高さに感服すると共に、スト
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