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エブリスタ
ターンオーバー

小説 ヒューマンドラマ

ターンオーバー

紫倉紫

(5)

都会に辟易した青年と、田舎を飛び出したい少女。

完結

51ページ

更新:2018/09/27

コメント:まちぶんin鹿児島県伊佐市『伊佐市文学賞』応募作品。投稿はWordにてしましたが、こちらでも公開しました。

説明

 鹿児島県伊佐市に住む高校二年生『古賀 結』。結の家族は、伊佐市に移住してきたIターン組だ。
 そんな彼女の家に、市の運営する移住体験住宅を使い『定住体験』をしている関西人『巽』が遊びに来た。
 いずれは伊佐を出て関西へ行きたいと思っている結は、巽に興味を抱く。

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作品レビュー

うたうもの
うたうものさん
【作品】ターンオーバーについてのレビュー

ネタバレ

青春期によくある、受験の重圧と、家庭問題等の様々な要素が絡まった心の葛藤を描いた作品です。

この作者の他の作品ではあまり思わないのですが、今回は、主人公がまさに作者の分身のように感じました。

巽さんという存在は、作者の憧れでもありながら、その憧れを否定したいという相反した感情の入り乱れたイデア(像)のように感じます。

巽さんのように、ネットや現実で教育関係の仕事をやっている人を知っていますが、巽さんや彼ののような存在は貴重なのだと思います。

実際教育学的には様々なセオリーがあり、学校現場では、様々な矛盾と理不尽に満ちた教育がなされていますが、だからと言って、塾講師や家庭教師のような、学校教育の真逆を教える教育も、どうかなと思います。

巽さんは多分に家庭教師的面が多いとは思いますが、それでもメンタルのことを気づかったり、大学のその先を教える意味においては、一歩進んだ教育者なのでしょう。

移住問題と教育との関連は、今とくに問題になっていることだと思います。

地方の少子化と教育の質の低下を解決できる策を、我々は早急に見つけなければなりません。

巽さんがそういったことまで踏み込むのか、個人的には興味を持ちました。


伊佐市、一度訪れてみたいと思います。

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2018/11/10 20:19
コメント

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