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星枯れ街のイチカ

小説 ファンタジー

星枯れ街のイチカ

高橋翔大

枯れた星に一人取り残された少女イチカは、人間の元に帰ることができるのだろうか

完結

201ページ

更新:2018/10/17

説明

 読書が大好きな女の子「イチカ」はある日牢屋のベッドで目覚めた。目の前にいた顔も体も影のように真っ黒な看守は星枯れの民の「トト」と名乗り「この星は星枯れを起こした。だから僕らはここに来た」と言った。
 枯れてしまった星に取り残され、一人ぼっちになってしまったイチカは、この星を抜け出し、人間の元に帰ることができるのだろうか。

あらすじ(下記はネタバレを含みます)
 読書が大好きな女の子イチカは、ある日牢屋のベッドで目が覚める。
 イチカを見張る看守は顔も体も影のように真っ黒な看守は星枯れの民のトトと名乗る。
 牢屋で過ごす中で、イチカとトトは少しずつ心を通わせていった。
 ある日、トトは牢屋からイチカを脱出させ、イチカを人間の元に返すと言った。
 トトは親友である司書のノビーと料理長のゴンズにイチカを紹介する。
 人間の元へ帰る為には銀河鉄道に乗る必要があると知った四人は、情報を集めながら星枯れの街で日々を過ごす。
 そして数日後、オリオン一座の団長ネルから西の森に住む物知りなウチュウという民に会えばなんでも教えてくれるというものだった。
 ウチュウに会ったイチカは、ウチュウも星に取り残された人間であることを知る。
 未だに銀河鉄道の切符を手にいれる方法が分からない中、トトとノビー、ゴンズが兵隊に捕まってしまう。罪状は人間であるイチカを脱獄させてかくまい、この星から逃がす手伝いをしている事だった。
 屋根裏部屋に隠れて難を逃れたイチカであったが、三人を助ける為に、にゃごんとホーとチーと協力し三人が収監されている星枯れの塔へ向かう。
 途中で合流したオリオン一座のビリィの助けで塔の中に入ることができたイチカだったが、様々な罠につかまり、全員が離れ離れになる。そしてイチカだけが裁判会場にたどり着いた。
 三人の命か、銀河鉄道の切符か、どちらを選ぶかという選択を迫られたイチカは、三人と塔の中ではぐれたみんなを助けて欲しいと叫ぶ。
 自分たちはいいから、イチカを人間の元へ返してほしいと街長に嘆願するトトだったが、判決は覆らなかった。
 しかし困惑するイチカの耳に汽笛の音が鳴って、夜空に二本のレールが見えた。銀河鉄道はイチカのいる塔の頂上に停車する。
 銀河鉄道に乗る為の切符、それは強い想い。
 友達の命を選んだイチカの想いが、流れ星の正体である銀河鉄道を呼んだ。

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