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クォンタム・ジャーニー

小説 SF

クォンタム・ジャーニー

賀寸哉

ある事象に遭遇した女子高生が、陰陽道と科学の力を借りて宇宙崩壊から地球を救う。

連載中

85ページ

更新:2018/11/17

コメント:初の長編の投稿です! よろしくお願いします!

説明

 御堂優希は鎌倉の由比が浜高校に通う高校2年生。母親の実家に伝わる古流柔術の明晴陰陽流の師範代で、祖父の道場で子供達を指導している。
 夏休みのある日、映研の撮影に出演していると、物理学者の伯父からある装置を渡される。しばらくして伯父は行方不明になり、自宅が荒らされるという事件が発生する。その頃、優希の周辺には謎の黒服の男たちが出没し始める。ある時、黒服の男たちに追われた優希は、偶然、装置を起動させてしまう。優希は伯父から使用を禁止されていたにも関わらず、成り行きで使った装置で難を逃れる。
 祖父から黒服の男たちは国際機関の人間であることを告げられ、装置をその男たちに渡すように言われるが、渡そうとした黒服の男たちはなぜか拳銃で優希を襲う。窮地に立たされる優希。そこに偶然通りかかった別の高校に通う男子高校生の神条に助けられる。二人に迫る黒服の男たち。逃げ場を失った二人は装置を起動して窮地を脱する。
 一方、国立重力波観測センターでは、異常重力波の検出から深刻な事態が発覚する。それは空間の連続性が崩れ、空間が崩壊するというものだった。それを阻止するために『京』を初め、量子コンピュータの『メテイス』を駆使した官民上げての空間補正シミュレーションが開始される。
 空間補正のために優希と神条は二人で装置を起動する。しかし、神条が位相空間へ飛ばされ失敗してしまう。特異点が同時多発的に発生しつつある状況下で、優希の決死の行動で何とか急場をしのぐ。依然として危機的状況は続く中、優希の手には二人をつないだ黒い帯の切れ端だけが残っていた。
 優希の母方の家系は、平安より陰陽道を今に伝えている。今回の事態は千年前から予測されていたと分かり、安倍清明から伝わる帯が事態収束の鍵だと判明する。優希は再従姉妹の女子高生陰陽師の寿賀子と連携して、神条を位相空間から連れ戻すために『鎮時鎮空の祭』を決行し、使役した式神と帯の縁起を辿る。
 時を同じくして、装置強奪のために武力行使する第三国に対して、明暗陰陽流師範たちも加わった装置防衛作戦が実行される。屋敷が攻撃に晒される中、優希は神条を連れ戻すために最後の行動に出る。量子の海を漂う優希。そして、黒い帯が二人の縁起をつなぐ。

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