小説 恋愛
地味に高校生活を過ごそうと思っていた亜由美。…私にかまわないでっっ……
完結
地味に高校生活を過ごそうと思っていた亜由美。
鞄を取りに教室へ入ろうとドアを開ける。
夕日が差し込む教室で私は見てしまった……
抱き合い口付けを交わす男女。
男と絡み合う視線……
巻き込まれたくなかった
地味に過ごそうと決めていたのに……
「………悪趣味」
男はニヤついた顔でそう呟く。
亜由美はバッと扉から離れ駆け出した。