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彼の落書き

小説 恋愛

彼の落書き

榊あおい

(10)

「お前、俺のこと忘れるんだってさ」海で拾ったのは、記憶喪失少女。

完結

270ページ

更新:2012/01/16

説明

 
松下孝斗(まつした たかと)19歳。

夜の海で、セーラー服姿の女の子を拾った。


「あたし……。あたしの名前?……わかんない」


彼女は自分の名前すら分からない、記憶喪失少女。


「孝斗さん顔赤い。……照れてる?」

「……そういうことは、思ってても言わないように」


記憶喪失の少女との、奇妙な二人暮しが始まった。

彼女の手がかりは、薬指の指輪に書かれた『ユウキ』という名前だけ。


「孝斗さん、一緒に寝てもいい?」

「…………だめ」


彼女はきっと忘れるから、好きになってはいけない。

「お前、俺のこと忘れるんだってさ」

「あたしはずっと傍にいたいのに」


願わくは、少しでも長くこの時を。


「あなたが呼ぶのなら、あたしは“ユウキ”。
あたしの名前は、あなたに呼ばれるために存在していればそれでいい」


***
初めて書いたお話です。
未熟です、とても。。。

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