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鬼灯 physalis  ~ 空猫と画家 編 ~

小説 恋愛

鬼灯 physalis ~ 空猫と画家 編 ~

カナリア

両親を捨てた青年が飼いだしたのは両親に捨てられた少女だった

完結

217ページ

更新:2017/07/18

説明

十八の誕生日。
蒸し暑い八月のその日、僕は両親を捨てた。
そして失った何かを埋めるように僕は偶々よってきた痩せっぽちの少女を猫と称して飼い始めたのだ。
我ながら異常だと思う。



天才画家と呼ばれ世間から絶賛される玲(レイ)。
地位も名誉も金も手に入れた彼の心はけれど満たされることはなかった。
壊れてしまった家族を捨て家を出た玲は家族に捨てられた少女に出会う。

神山 ニヤと名乗る少女。
変わった名前だねと笑った玲に、隣の家の猫から名前を貰ったのだとニヤは笑いもせずにそう告げた。

始まった奇妙な共同生活の中で傷つけあいながらも大切なものを拾い集めていく一人と一匹の物語。


――僕は捨てたんじゃない、持ちきれなくなって落としたんだ。
ニヤを失い、僕は真実に愕然とした。――

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