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日だまりで恋うのは。

小説 恋愛 その他

日だまりで恋うのは。

ゼムリア

特に。

休載中

2ページ

更新:2008/11/14

説明

私はいつだって彼を見ているわ。
登校中だって、授業中だって、彼が部活中でも。下校中でも。
遠くを見る彼。眠そうな彼。笑っている彼。お昼ご飯を食べる彼。落ち込んでいる彼。歩く彼。お母さんとしゃべっている彼。漫画を読む彼。お風呂に入る彼。眠る彼。
 全てが愛おしい。好き、好き、好き好き好き。体も心も。全部、全部。欲しい。欲しい。欲しいの。欲しくてたまらない。
 なのに私の事を見てもくれていない。あなたが見たくないなら別に構わないわ。私はあなたを見ているだけで我慢できるから。
それでも、他の女と喋るのだけは止めて欲しいわ。貴方を殺したくなってしまうから。
そうよ、あなたが私から離れていくというのなら、私はあなたを殺してしまうでしょう。方法はなんだっていいわ。首筋を噛みちぎったって。キスをしながらあなたの舌を食い切ったって。
 下校のベルが鳴ったわ。彼が帰ってくる。今日は精一杯の声で鳴いて尻尾を振るつもり。彼、私の頭を撫でてくれるかしら?
 にゃあん、と一度のリハーサル。近道の塀の上を歩いて、今日も彼に会いに行く。

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