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~太陽と群青~

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~太陽と群青~


梅雨のシトシト、ジメジメとした季節が終わると
バトンタッチをするかのようにすぐに夏のにぎわいはやってきた


七年もの時を土の下で過ごしていた蝉たちが、『待ってました』と言わんばかりに四方八方から鳴き交わう


蝉たちの宴で奏でられる世界は草木が緑で生い茂り、渇いた土の匂いが漂う地平線をゆらゆらと蜃気楼が歪ませている


そんな無数の色や音が折り重なる世界の片隅で、この物語は始まろうとしていた。

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