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病院にて

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病院にて

7月中旬
私はいつも通り病室の天井を
見上げていた

凛「いつもながら暇だなぁ~」

そう私は言った


私は産まれた時から病弱で
ずっと病院住まいだった
病院からの許可がおりても
精々2ヶ月くらいしか家での
生活が出来なかった
そんな生活で産まれてから
かれこれ16年過ごした


ふと窓の外を見る
すると凄いスピードで病院に
走ってくる蓮が見えた


蓮というのは馬鹿でアホで
間抜けな私の幼なじみ
年齢は私と同じ16歳で
アイツは毎日元気に学校に
行ってる


私は蓮に手をふった
蓮もこちらに気づいたらしく
手をふりかえしてきた
再び蓮は走りだす
病院に蓮が入ってくる
私は溜め息をつきまた
天井を見上げる
少し経って走る足音が聞こえる


ガラッ


蓮「凛、来たよ!!」

蓮が病室に飛び込んで来た

凛「うるさいバカ蓮!!」

私は入って来た蓮を
早々に罵倒した

蓮「うるさいはないだろ!!せっかく来てやったのに!!」

凛「うるさいモノはうるさいの!!
ここが何処だかわかってるの??
だいいち来てくれと頼んでもない!!」

蓮「うッ…」

蓮は弱味を握られたように
黙り込んだ

しばらくの間沈黙が続く


















凛「あぁッもううざったい!!
用件は何なのバカ蓮!!」

私は少し怒り口調で言った
すると蓮は待ってましたと
言わんばかりに大きな声で

蓮「よくぞ聞いてくれました!!
今日の夜に何があると思う??」

蓮は言った

凛「今日??祭じゃないの??」

蓮「せいか~い。その祭りに
二人で行かないか??」

凛「祭りねぇ、うーん…
とりあえず先生に聞いてみないとわかんないや」

蓮「あッ…そっか…」

蓮は少しがっかりした様子で
言った

私はフォローするように

凛「まぁ最近体調も良いし許可がおりると思うわ。
バカ蓮のコトだしどうせ一緒に
行く友達がいないんでしょ??
いいよ。許可がおりたら行って
あげましょう」

蓮は一瞬不満そうな表情を
見せたがいいと言ったとたん
とてもいい笑顔で喜んだ

蓮「よし!!じゃあ今日の7時に
祭りがある公園の一本杉の下で
待ち合わせな!!許可が
おりなかったりしたらすぐに俺の
携帯に電話しろよ!!準備してくるからまた後でな!!」

そう行って蓮は病室を出て行った


凛「祭りかぁ」

内心ワクワクしニヤけるのを
必死に堪えながらそう言った

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