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第1章 現実と非現実

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第1章 現実と非現実

(早く終われ~・・・)


私の席は窓側の後ろから3番目。 窓側って言うのが夏の時期にとってはすばらしく涼しい席なのさ。
だが、無風の時は地獄である。


(早く家に帰ってテイルズがしたいなぁ・・・)


テイルズは私が生きていくための原動力なのです。


「・・・・・・・・・もう夏休みか・・・・・・・・・」


そんなことをほざいてるのが後ろの席に座っている男、仙堂遊夜(センドウユウヤ)。


(私はこの時を待ちくたびれたわよ・・・)


「やっと夏休み、の間違いなんじゃない?アー、ダルい・・・・・・・・・話長い・・・・・・・・・」


と遊夜の言葉を否定しているのが斜め後ろの席の幽月緋奈(ユウゲツヒナ)。


(同意同意。)


と、まぁ心の中で緋奈に同意しておく。振り向いてないのでわからないけど、しゃべり方からしていかにもダルそうだ。


「明日から夏休みかぁ………テイルズ三昧の日々が始まるのね」


本音が口に出てしまった。遊夜からの妙な視線を感じるが気にしないことにしよう。
一番後ろの席に座っている須崎護(スザキマモル)の声が聞こえない。まぁあいつは真面目に先生の話を聞いているのだろう。



とりあえず早く先生の話が終わるように願っておこう。

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第1章 現実と非現実

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