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プロローグ

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プロローグ



先に公開させて頂いております、短編小説「MOMO」の続編ではありますが、こちらが本編、となります。


前作では、猛が主人公となり、彼から見た、ももという少女に対する気持ちなり、その周辺で纏わるストーリーでしかありませんでしたが、ももに関する情報は何も書かれてません。


視野を、彼女が生まれたその環境、母親との結び付きや、父親……、そして憎いはずの猛に対する思いなど、に向けつつ……、


幼い頃に与えられたトラウマというものが、どれだけその人生において影響されていくのか、

周りはどうサポートしていくべきなのか、


人が関わって生きていく意味、というものを……、読者の皆様と共に考えていきたい所存です。


母と娘、父と息子、家族の意味、夫婦の絆、愛と信頼によってどこまで関われるのか、

助けられるのか……、


一時的な欲望でどこまで相手を傷付けてしまうのか……、


相手が家族であれ他人であれ、関わるのは難題が多々あります。


向き合うのは、その相手ではなく、自らだと自覚しない限り、


容易にはできない事でしょう。


人格破壊……、多重人格などは大抵、そういったトラウマから生まれたもの……、


人はどこまで壊せるか壊れるのか……、


そして、どこまで修復できるのか……。


完全には修復できない。何故か……?!


壊れたその人格そのものが己の一部だから。



MOMOでは様々な疑問を残した形で、終わらせましたが、こちらでは、その背景や、勿論、その後の展開を描いてます。


前作では、完全に悪者となってしまった猛、その人の思いは描かれていても、苦悩までは判らない……、彼だけでなく、母親から見た娘の傷、そして何よりもも自身の心に抱えたトラウマや、大人達に対する感情、に焦点を合わせて書きました。

今回のもも、という少女というより女性を書くにあたって、一番困難で複雑なキャラではありました。


どちらかというと、ももよりも母親の聖美が自分に近いので、母としての思いと、同じ男を娘と争ってしまうとしたら………、 同じ娘がいる自らを重ね、とにかく切ない気持ちで頭が混乱してました……(笑)



あくまで架空のストーリーですが、同じような話はどこにでもあります。


ももを含め、個々の人物達は、割と身近の人物なり、聞いた事のある話を参考に書いてます。


トラウマや、心の病をどう克服するか……、


どこまで見守る事ができるのか……?!


どこまで、人を愛せるのか……、


愛する者を守るのは、結局自らを守ることになる。


大事な人にはいつも笑顔で幸せになってほしい……、 そんな当たり前の事が、失われつつあるのは確かです。


自分だけのために、それだけで生きるとしたら、


それほど簡単で、つまらない人生はないです。

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