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最後の夢

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最後の夢

此処は夢である。
何故なら、この様な現象は現実では、起こり得ないのである。
辺りには幸せの空気に満ち足りている。しかし、全てに現実感がなく、そこには何もないとしか思えない。確かにそこに見えているのに、だ。この終わらない黄昏の中で、茜色と藍色が混ざり合う狭間の瞬間が続いている中で、私の浅い知識に置いて、起こり得ない現象を否定し一番納得のいく答を直感しているのだろう。

私はこの静かな世界で、落ちていく様な感覚を感じながら、思うことは日頃の事。一緒にいても此処にはいないように感じていたのは、今と似ている気がする。愛してくれた人なんて居たのだろうか。あの人は自分が、特に人を愛していた自分が大好きだったんだろうと邪推していた。だから、心の底まで笑うことは最近特に無かったように思える。

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