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豹変

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豹変

主人公、木島 凛香(きしま りんか)18歳。彼女の物語は高校3年の冬休みから始まる。

凛香は父の光と二人暮らし。母の佳代はバツイチで凛香が15歳の頃に光と再婚。だが昨年末、佳代は交通事故で亡くなった。

それから約1年…

凛香は顔付き、体、共に大人のように美しく育った。

学校では一番の人気者であり男子の中のアイドル的存在だった。女友達との関係も良好で凛香は毎日の学校生活が楽しかった。

一方で、影では凛香を狙う獣達が息を潜めていた…

玄関先で凛香が靴を履いていた。

「今日も迎えはいつも通りでいいのかな?」

後ろから凛とした男性の声が聞こえた。父の光だ。

「はい、大丈夫です。」

「それじゃあ、気をつけて。」

「はい、行ってきます。」

ガチャン

外は吹雪だった。凛香はマフラーを口元まで覆い、前が見えない歩道を歩いた。凛香はいつもバス通学だ。帰りは父の光が車で迎えに来てくれる。

暫くして、車の音が聞こえてきた。

「ハァ~、やっときたかぁ~」

椅子から立ちあがり道路を見てみると、そこにはバスではなく光のワゴン車が止まっていた。

「あれ?今日仕事休みなのかな?」

父親という事もあり凛香はあまり疑わなかった。

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