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初まり。

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初まり。

「お疲れ様でしたー」
俊介はいつも通りバイトを終わらせ
家路についた。その時…

俊介はコンビニでバイトしている普通の大学生。今日も学校にいかず朝からパチンコにいき大負けして家につき、夜からバイトに入っている。
「今日は最悪な日だなー」
「なんだよ、パチンコで負けただけでそんな落ち込むなよー!」
「龍也さんはいーっすよねー、大学でも成績トップで、イケメンで俺なんかとは大違い」
「なーに言ってんだよ!さっさと仕事しろー」
冗談混じりで龍也が言った。
龍也は、バイトの先輩でルックス、学力、性格などすべてが俊介と
比べるに値しない最高の先輩だった。しかも龍也は大企業の御曹司であり、完璧な人間だった。
それからしばらくはお互い仕事に夢中で無言だったが龍也が口を開いた
「お前、畑山さんって知ってるか?」
「誰っすか、それ」俊介は興味なさそうに聞き返した。
「なんだ、しらねーのかよ、白髪のおじさんだよ、なんでも帰ったらいきなり家にいるんだってさ、それでどっか知らない世界に連れて行かれるらしーよー」
龍也はおもしろ半分で話した。
「へー、そーなんだー」
龍也は聞き流した。思えばここでもっと深く龍也に畑山についてきいていればあんなことにはならなかったのだろう。
「お疲れ様でしたー。」
俊介は仕事を終わらせ家に向かって歩いていた。ケータイをいじりながら家につくと鍵を開けた。玄関を進みリビングの電気をつけると…
そこには見知らぬ老人が立っていた。

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