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プロローグ-全ての始まり-

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プロローグ-全ての始まり-

「父さん!」

目の前に広がる現実とは思えない光景

床を埋め尽くす一面の血。壁に飛び散った血飛沫。その中に転がる人の体の破片。

人間がなせる所業とは思えぬ光景。

その中で今僕の目の前では父さんが鎧を纏った人間に両腕を抑えられ、拘束されている。

僕と妹も父さん同様鎧を纏った人達に抑えられ、抵抗出来ないようにさせられている。

既に母さんは鎧を纏った人達に殺され、母さんだったものは血の海に転がっている。

「嫌だ!離して!!父さん!父さん!」

僕は幼いながらも必死に力を振り絞り、僕を抑えている人を振りほどこうとする。

だが結果は変わらない。

当たり前だろう。僕を抑えているのは訓練された人間であり、僕はただの子供なのだから。

しかし結果は見えていると言っても、その行動をやめるわけにはいかない。目の前で父さんが殺されそうになっているのだから。

母さんと同じように。

「離せよ!離せよおおおおぉぉぉぉ!」

僕が叫んだその瞬間、鈍い痛みが僕の後頭部を遅い、意識が飛びかけた。

恐らくは僕を抑えている奴に殴られたのだろう。

「アルス。もうよい。もうよいのだ」

ふと飛びかけた意識に中に父の言葉が耳に入った。

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