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プロローグ

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プロローグ

どこまでも続く、広い青い海。その手前には白い砂が沢山ある。その上に少女は立っている。どこから流れてきたか、分からないメッセージボトルを手にして。
三城澤 綾は、ワインボトルのコルクを取って中にある手紙を出した。

―拝啓 名も知らぬこれを拾った方へ
20××年5月2日、14時00分にお迎えに行きます。この手紙が入っていたワインボトルは捨てずに持っていてください。GPSがついていますので。
黒麻島で素敵なゴールデンウィークを楽しみませんか?費用は要りません。貴方が持ってくるのは必要な荷物だけでいいのです。   アヴェル・クレナード―

綾は髪が長く、身長は標準より小さめでいつも本ばかり読んでいるような子であった。小説も書いていてそのネタ探しにでも、と行く決心をした。


天浦 駿一は仕事が休みで、子供の頃からの趣味である釣りを楽しんでいた。駿一も釣り中にメッセージボトルを拾ったのだ。内容は、黒麻島に来ないかというもの。黒麻島とは、魚が沢山泳いでいる島で有名であった。躊躇なく行く事を決めた。香川クリニックの院長、香川 護は、30歳で医師になり、今年で62歳になるはずだった。仕事が終わり孫が近くの海から拾ってきたメッセージボトルを手に取り手紙を読んでいた。彼は、黒麻島は綺麗な所だと聞いていたので興味を持った。


外国人漁師として有名なベルドール・ゴーシュはいつも通り船を出していたのだが、定置網にかかっていた奇妙なワインボトルを片手に、中に入っていた手紙を読んでいた。彼も、黒麻島の存在を知っていた。


2本同じところに流れ着いたメッセージボトルは双子の兄妹、宮野(兄妹が拾った。兄の名前は瑠来、妹の名前は紗来で、好奇心が強い小学生は親に内緒で黒麻島へ向かうのであった。


某美容室の新人、加藤 修は美容学校を卒業し、26歳で美容室に就職ですることができた。仕事帰りに偶然寄った浜辺でメッセージボトルを拾った。丁度その日は仕事が休みだったので気休めにでも、と行く事になった。


平館 桜花とは、いかにも真面目という雰囲気を漂わせていて、仕事も人一倍真剣に取り組む女だった。海が好きだった彼女はもちろん、海が近くにある科学研究所にいた。朝、海を見る彼女はメッセージボトルを見つけたのだった。


8人の男女が、偶然出会う島。それが黒麻島・・・。

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