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かわいい子LION

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かわいい子LION

「すっすいません。申し訳ございませんでした。」
「ほら、春馬。もっと頭下げろ。」


フリーター、21歳。
レストランのウェイター。
客に文句をつけられて謝ってるとこ。

何でオレが謝らなきゃなんないんだ。

謝ってる相手は高校生の男、3人組。
勝手にオレに言いがかりをつけてきたのを無視した。
そしたら客に店長を呼ばれてこの有り様だ。
客商売だ。
オレが悪くなくても謝らなきゃいけない。

あぁ、めんどい。

その後、なんとか客をなだめ、店長には
「こういう事もある。気にすんな。」
と肩を叩かれ、仕事に戻った。

まぁ、わかってる。
暇なやつらでこういうやつらは沢山いる。
客商売はこの仕事が初めてじゃない。

オレは気にせず、仕事をした。

はぁ。
何かテンション上がるような事…ないかな。
ないな。
そうこうしてる間に客の一番多い時間帯のpm6時になった。

「いらっしゃいませ。何名様ですか?こちらへどうぞ。」
オレは次々と客を席に案内し、料理を運んだ。
「お待たせ致しました。ハンバーグでございます。」
なりふり構わず、いつも通り動いて働いた。
あっという間に夕食時が過ぎた。

はぁ、疲れた。

今日のバイト時間はpm4時~pm10時の6時間。
店の中は客も減り、ゆったりした時間が流れていた。


pm8時半。
パーンポーン。
客が店員を呼ぶボタンの音が鳴った。
水の補充をしていたオレはボタンを押した客のテーブル席の近くにいた。
急いでそこに行くと、テーブルには女の子2人組が座っていて食事が終わっているようだった。

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